卵を薄い塩水に入れ、少しずつ塩を足していくと卵が浮かぶ。卵が10セント玉ぐらいの部分だけ水の上に出る濃さにする・・・・・最初にオリーブの漬け方を教えてくれた人からは、そんなふうに教わった。それが10%の塩水だった。
卵を薄い塩水に入れ、少しずつ塩を足していくと卵が浮かぶ。卵が10セント玉ぐらいの部分だけ水の上に出る濃さにする・・・・・最初にオリーブの漬け方を教えてくれた人からは、そんなふうに教わった。それが10%の塩水だった。
「アンザック・デー(Australia and NewZealand Army Corps) 」は、戦死者を英雄視して愛国心を煽るものに、ますますなってきているような気がする。オーストラリアじゅうで沢山の儀式やパレードがあり、テレビもその中継ばっかりやっている。今年はかつて無いほど盛大だったそうだけど、失われたおびただしい数の若い命を惜しむ、とか、もう戦争はしない、とかいう言葉はほとんど聞かれない。何だか次の戦争のための雰囲気作りが進んでいるような気さえする。
昨日はエルダーホールに、今日はユナイテッド教会に、合唱を聴きに行った。それぞれ実力のある合唱団だから観客が最後に立ち上がって拍手するほどだった。オーケストラ、パイプオルガン、管弦楽団の演奏も良かった。コンサートのタイトルは アンザックにちなんで “The Armed Man – A Mass for Peace” と “To the Fallen – a concert to celebrate peace” だ。どちらも「平和」という言葉が小さく添えてはある。
乾期と雨期で地面が動いて、家も微妙に動いて、壁や天井にひび割れが出来る。ひどくなると剥がれ落ちる。これはもう直してもらうしかない。シドニーから帰って来ると綺麗になっていた。
「エバーグレイズ」の庭にあった赤い実。思わず「あ、ライチだ!綺麗!美味しそう!」と、ひとつ取ろうとしたら、近くに居た人に「ライチじゃないよ。ドッグウッドだよ。」と言われ、ちょっと恥ずかしくなって手を引っこめた。
・・・しかし、あまりにも似ていた、似過ぎていた。インターネットでライチの灌木の写真を探して、自分が撮った写真と比べてみた。やはりライチとしか思えない。
アデレードに帰って来てから「エバーグレイズ」に電話で問い合わせると、やはり「ドッグウッドです。」という返事。ドックウッドは日本語でハナミズキだ。ハナミズキの実はどんなものだろうと思って調べてみると、赤いけどこんな丸い形では無い。イボイボも無い。
やはり、たわわに実っていたあの赤い実はライチだったんだ。食べてみなかったことが悔やまれる。この時期に来年もう一度行って食べてみないと気が済まない。
上の写真は私が撮った「ドッグウッド」、下の写真はインターネットで見つけた「ライチ」。
ブルーマウンテンにある「ビルピン・スプリングス・オーチャード」という広い広い果樹園には3000本ぐらいの果物の木が植えてある。林檎、梨、プラム、柿、レモン、オレンジ、いちじく、クインス・・・など。1月から6月まで、季節の果物を自分で採って(市価より安く)買うことが出来る。入場料は無料だし中で食べるのは自由。ピンクレディーとフィジョアがちょうど食べ頃だった。フィジョアを木からもいで食べたのは初めて! 熟して地面に落ちたものが美味しかった。大きなピンクレディーの甘くて瑞々しいこと!
もとシュタイナースクールの先生が始めた果樹園だそうだけど、(かなり努力はしていても)完全な無農薬、有機農法では無いみたいだ。