お茶にしましょう

On 2014/05/31, in 食べ物, by evermidori
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いつもは大きなタルト型で焼いている「ガトー・ブルトン」を小さくして、サツマプラムの生姜煮を載せて焼いた。「雪子さーん、焼けたわよ。コーヒーがいいかしら、それとも 紅茶にする?」

卵黄3個分、グラニュー糖120g、常温の有塩バター160g、ラム酒、を混ぜ合わせる。強力粉 80gと薄力粉 100gを合わせて振り入れ、さっくり纏めたら型に詰めて焼くだけ。簡単で美味しい。

 

 

 

プラタナスの鈴

On 2014/05/31, in その他, by evermidori
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3週間でプラタナスの鈴がすっかり枯れてしまったので片付けようとすると、パラパラパラパラッと沢山の種が止めどなくこぼれ散った。いっそ全部こぼしてしまおうと思って、鈴を振ったりカチカチ打ち合わせたりした。よく見ると刺と刺の間に深い穴がある。その中に種が潜んでいたのだろうか。黒いものが種なら茶色の粒々のものは何だろう。種を守っていたものだろうか。

 

 

 

 

フェルト

On 2014/05/26, in 学校, by evermidori
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1)ふわふわのフリース(刈って洗って染めた羊毛)を幾層にも重ねて厚くして形を整える。
2)石鹸水とお湯と水を交互に含ませ、揉んだり叩いたりすると目が詰まってフェルトになる。

3)乾いてから私は、ビーズを縫い付けてブローチを作った。ちょっと派手だけど。

小学校の職員会議の「体験授業」で習った。楽しかった。

 

 

  

 

 

チャイ・ティー

On 2014/05/25, in その他, by evermidori
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まっ黒い箱を開けると何やらいい匂いがして、パッと明るいデザインの箱が三つ出て来た。箱の中には三種類のチャイ・ティーが入っていて、色とりどりで見ているだけで楽しくなる。

さっそく左側の「イースタン・マーケット・チャイ」を試してみる。シナモン、アニシード、カーダモン、生姜、無花果、オレンジの皮、黒胡椒、クローヴ、白胡椒、フェンネル、リコリッシュ、と、沢山のスパイスが入っている。

熱湯を注いだら5分以上待った方がいい。まずシナモンが香り、それから様々な香りと自然な甘さがじわーっと広がってくる。熱々じゃなくてぬるいのが美味しいと思う。秋晴れ家からの嬉しいプレゼント。どうも有り難う!

 

 

誕生祝い

On 2014/05/25, in その他, by evermidori
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秋晴れ家が私の誕生日を祝ってくれた。本格的なブイヤベース、リゾットのボール揚げ、ブルーチーズ入りのポテトサラダ、ビートルートのサラダ。美味しいシャンペンとケーキもあってご馳走だった!

喧嘩しながら育つのを見て来たけど、スモモとアンズがこんなふうに一緒に演奏している様子は、いいなあ。ずいぶん上手になった。
 
 
       
 

採決

On 2014/05/24, in 学校, by evermidori
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職員会議である議題を巡って意見が纏まらず、採決になった。③に投票した人が7人、⑤に投票した人が8人、⑦が5人だった。③と⑤の得点が僅か一点差だというので議長が、⑦に投票した人たちに③と⑤のどちらかを選んでもらうことにした。その結果、③の得点が8、⑤の得点が13になって、⑤に決まった。

結局⑤に決まったから良いようなものだけど、もし逆転して③が勝っていたら、多数決にするかこの方法を採るかを最初からはっきりさせていなかったことをどうするつもりだったろうか??

 

 

緑とピンク

On 2014/05/24, in その他, by evermidori
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シャワーを浴びてバスタオルに手を伸ばした時、あ、黄緑と淡いピンクの組み合わせが綺麗だ!と思った。洗面台には緑のガラスの上にピンクの石鹸が。偶然が嬉しい。

つまらないことを書き留めずにいられない私がいて、自分のためのブログがもう4年も続いている。

 

   
 

 

 

朝焼け

On 2014/05/24, in その他, by evermidori
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7時を過ぎて、やっと夜が明ける。淡いバラ色の空を眺めていた。バラ色は強い光に呑み込まれるようにみるみる薄れて、間もなく消えてしまった。5月22日7時22分、裏庭で。

 

 

ガダニーニ

On 2014/05/19, in 学校, by evermidori
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写真の左から、1784年のガダニーニ、1749年のガダニーニ、1783年のガダニーニ、1743年のガダニーニだそうだ。ちなみに、このチェロの値段は$1.83M(一億八千三百万円)だって。ひぇーっ!

月に一度の「ナリンガ・コンサート」は(コンサートホール建て替えの為)今年だけ、うちの学校のホールで開かれる。オーストラリア・ストリング・カルテットの演奏は満席。ガダニーニの音色が学校のホールに 響き渡った。

「ナリンガ・コンサート」はもともとは「ジュリーク・コンサート」と言って、ジュリーク化粧品会社の創始者であるウーリカ・クラインが始めたもの。現在のジュリークはポーラ化粧品のものだけど、コンサートは今もウーリカ・クラインを中心に続いている。

音楽愛好家でお金持ちのウーリカと他の何人かのお金持ち達がお金を出して、オーストラリア・ストリング・カルテットの為に4つのガダニーニを買い求めたのだ。ケチじゃないお金持ちもいるんだ。

 

 

イラクサ

On 2014/05/18, in その他, 食べ物, by evermidori
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ネトルの束を売っていたので買ってみた。(刺に気を付けて)そうっと葉っぱを摘んでお茶にして飲む。血圧や血糖値を下げるらしいけど、青臭いだけで味わいはいまいち。 ペストにするとか、ニョキに入れるとか、スープにするとか、インターネットに食べ方が出ていたのでやってみようかしら、と思う(だけかもしれない)。

それより、ネトルが「イラクサ」だと知って感動する。遠い子供の時に読んだ絵本が(淡い色の挿絵までもが)蘇ってくる。白鳥に変えられた11人のお兄さん達を人間の姿に戻す為に、妹が「イラクサ」でカタビラを編む。編み上がるまで誰とも口をきいてはいけない。処刑台に連れて行かれる馬車の荷台でも編み続け、11羽の白鳥が飛んでくると、ついに編み上げたカタビラを投げかける。すると11羽の白鳥は11人の王子に戻る・・・・ああ、あの「イラクサ」は、この「ネトル」だったのか!

刺のある「イラクサ」は、美しい妹の手をどんなに傷付けたことだろう。どんなに大変な仕事だっただろう。絵本を読んだ頃から今の今まで「イラクサ」を知らなかった。「イラクサ」は「刺草」と書くのか。茎の皮から繊維が取れるので、アイヌの人達はそれで布を織ったのか。