日本滞在中の古い邦画鑑賞は、これでおしまい。全部で33本見たけれど、本当にどれも良かった。
木下恵介の「楢山節考」は、舞台劇のような演出と三味線や笛などの雅楽が印象的。田中絹代は役作りの為に歯を削っての熱演だったとか。すごい。最後の雪の中のおりん婆さんの姿が・・・。
日本滞在中の古い邦画鑑賞は、これでおしまい。全部で33本見たけれど、本当にどれも良かった。
木下恵介の「楢山節考」は、舞台劇のような演出と三味線や笛などの雅楽が印象的。田中絹代は役作りの為に歯を削っての熱演だったとか。すごい。最後の雪の中のおりん婆さんの姿が・・・。
銀さんに誉田駅まで車で(25分かかる)送ってもらう。あずさ5号」で塩尻に行く予定。
ところが「全車指定で満席だから誉田駅(地方駅)では特急券が買えない」とのこと。いつから全車指定になったのだろう。とりあえず新宿まで行く。
新宿のホームの自動販売機で特急券は買えたけど、指定券が無いのだから塩尻まで立って行くのかしら?
係りの人に聞くと、頭上のランプが「緑」なら指定券を持っている人の席、「黄色」は指定券を持っている人が途中から乗ってくる席、「赤」は空いている席だそうだ。なるほど赤いランプはひとつも無い。オレンジ色のランプがついている席に座る。
しかし早くも立川と八王子ですべてのランプが緑に変わる。立つしか無い。洗面所の近くに立っている人が3人、降り口のところに外国人2人が床に座っている。ズボンと登山靴とナップサックの私は、迷わず床に座って壁にもたれて本を読む。ま、楽チンだ。
甲府で沢山の人が降りたので、私はまたオレンジ色の席に戻る。けっきょく2時間半のうち1時間半は座席に座って行けた。このランプの仕組みはなかなか便利だと思う。でも次回は早めに指定券を買おう。