アデレードには無い真っ赤な大根に飛びつく。残念ながら赤いのは皮だけで中は真っ白。皮を剥き残して薄切りにして甘酢に漬けると、漬け汁がうっすらとピンクに染まった。(でも、この赤を薄めたピンクというよりオレンジ色なのは何故だろう?酢のせいかしら?)
長柄町の道の駅で、大好きな「蔓むらさき」が一把70円で売っていた!安い!夕方だったので最後に残っていた一把だ。
しかも、なんと、なんと、花がついているではないか!初めて見る蔓むらさきの花に見惚れてしまう。ぜんぶ食べてしまうのは勿体ない。小さいガラスのコップに飾って眺める。
残りはおひたしにして美味しく食べる。葉っぱは新鮮で、花は綺麗で、実に美味しい。
花も一緒に出荷してくれた生産者(鶴岡清美さん)の気持ちが嬉しい。ありがとう!
3年半ぶりの帰国。直行便が無いので、行きはゴールドコースト経由。
飛行機の窓から、オーストラリアの大地と羊たち(羊雲)を遥か下の方に眺めながら、この土地に38年も住んでいることなどを考える。故郷から故郷へ行ったり来たりの、繰り返し。
アデレード空港でマスクをしている人は5%ぐらい。成田空港では95%以上だった。
急に誘われて、ちょっと迷ったけれど行ってみた。こんな教室(というよりワークショップ)があるなんて知らなかった。「繕い方」を教えてくれるのだ。ジーンズの破れ、セーターの破れ、靴下の穴空きなどなど何でも繕いたいものを持って行って、先生にやり方を教わりながら繕うというわけ。場所は街の中の、手作り品を売る店の一角。先生はなんと昔の生徒のお母さんだった。
また使えるようにするだけでなく、見た目も綺麗に個性的に繕う。破れたら繕うのは昔は当たり前のことだった。今は、使い捨てに逆らう清々しい生き方だ。
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私が持って行ったのは、デジタルカメラや携帯電話を入れて肩からかける小さなバッグだ。「磁石でくっ付くホック」が付いているところの布地が破れて、ホックが使えない。でも捨てるにはもったいない・・・。
バッグをひっくり返して、適当な当て布に穴を開けて、取れたホックを取り付けて、その当て布を本体に縫いつけた。やーい!出来た!
また使えるようになって嬉しいし、「磁石のホック」がどんなふうに取り付けられているかも分かった。他の人たちが何をどんなふうに繕っているのかも眺めて、楽しかった。
捕まった3匹目はまだ子供だ。怖くて心細かったのか林檎も食べ残している。デイヴさんが前の2匹と同じ場所に持って行って放してくれたはずだから、たぶん家族と合流できる、と思う。
「ポッサム」は「オポッサム」のことだ、と辞書には書いてある。でも「ポッサム」と「オポッサム」は違う動物だという記事がインターネットには沢山ある。生息地も違うようだ。紛らわしいのは「ポッサム」」を「オポッサム」と呼ぶことがあるということ。いくつか説明を読んでみたけど、よく分からない。
はっきり分かっているのは、緑面積に住んでいるのは「ポッサム」だということ。