ハッピー・イースター

On 2013/03/31, in その他, by evermidori
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「ハッピー・イースター!」と言っても、嬉しい4連休という以外の意味は私には無い。それでも、卵形のチョコレートを遣り取りしたり、染めた卵を飾ったり、ホットクロスバンと呼ばれる十字の付いたフルーツパンを食べたりしてちょっと楽しんでいる。

イースターは、十字架に架かったキリストが蘇った日というだけでなく、もともと春を祝うお祭りだったそうで、卵は生命が生まれる象徴、よく使われる兎の飾りや兎の形のチョコレートは多産の象徴だとか。しかし、オーストラリアは秋を迎えたところだ。

クリスマスは真夏だし、桃の節句にコスモスの花、母の日に菊の花、鯉のぼりは秋風に泳ぎ冷たい雨に濡れることもしばしば。北半球の行事を同じ日に南半球でやるんだから仕方無いか。



 

小さなアートギャラリー

On 2013/03/30, in その他, by evermidori
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アボリジニの絵が専門の小さなギャラリーを見つけた。ショッピングセンターの傍の路地を入った所で、今まで気が付かなかった。ひと部屋だけの展示室に10点ほど飾ってあって、どれも北準州の現在のアーティストたちの作品だ。綺麗なのがある。好きなのがある。20万円 〜30万円は決して高くは無いと思うけど、私には買えない。

ひと月ぐらいで展示が変わるそうだから、また見に来よう。楽しみが増えた。

 

イースター・ホリデー

On 2013/03/28, in その他, by evermidori
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秋分の日が過ぎて、最初の満月のすぐ後に来る日曜日がイースターということになっている。明日からイースターの4連休だ。

満月の2日前と、満月の翌日(今夜)の写真。連休を控えて月の光も私の気持も明るい。

 

「レイト・カルテット」

On 2013/03/27, in 映画, by evermidori
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“A Late Quartet” という原題が、オーストラリアでは “Performance” に変わっている。同じ英語圏なのに変だなあ。題はともかく、たいへん好きな映画だった。ずうっと流れている弦楽四重奏曲が美しい。

25年もの間、同じメンバーでやってきた弦楽四重奏団の物語。リーダー格の年長のチェロ演奏者が、パーキンソン病に罹ったことを皆に告げる。後継者を探すからグループはそのまま存続して欲しいと言う。どうするか、皆の心が揺れ動く中で、保たれていたバランスが崩れ、考え方の違い、夫婦の問題、親子の問題、ライバル意識など(水面下にあったもの)が表面に出てくる。

皆それぞれ個性的で知的で誠実で素敵で、何よりも世界的に優れた演奏者だ。けれど四人が四人とも問題を抱えている。抱えている問題は個別のものではなく、お互いにかかわりがあり重要な影響を及ぼし合う。まるで第一バイオリンと第二バイオリンとビオラとチェロが響き合うように。そのように仕組んであるお話の展開がとても面白い。

脚本も監督も Yaron Ziberman という人で、この映画が二本目とのこと。

 

お気に入り

On 2013/03/24, in , by evermidori
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「お嬢さん」、あなたは綺麗ね。

 

「ウィリアム・ターナー展」

On 2013/03/23, in その他, by evermidori
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美術館は入場無料だけど、特別な展覧会には料金を払う。それにしてもターナーの25ドルは高い! そう言ったら美術の先生は、「これだけの作品を見るにはイギリスまで行かなくちゃならないのよ。25ドルでここで見られるのは安いわ。」と言った。なるほどと納得。

思っていたよりずっと良かった。風景画の構図と遥かな遠近感、躍動感、細部の描写の線の美しさ、広い空と海の絶妙な色。やっぱり巨匠と言われるわけだ。

しかし、後半だんだんと抽象的になって、光と色だけ、またはそれに近いものになった作品が私は好きだった。何と言っても実物は綺麗だ!



 

ガラパゴス諸島

On 2013/03/23, in その他, by evermidori
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デジタルだけになるというので買い替えたテレビを何気なく見ていたら、何やら自然界のドキュメンタリーをやっていた。

え、こんなものが今でも生きているの?と驚いた。恐竜かと思ったのは、マリン・イグアナという2メートルもある爬虫類だった。その島にしか住んでいない珍しい生き物(亀や蟹や鳥や魚・・)が次々に紹介され、昔むかし火山の噴火で出来たその「ガラパゴス」という島々が、どんなふうに、なぜ貴重なのかをイギリスの学者が説明していた。チャールス・ダーウィンが「進化論」を考えた場所としても有名だとか。ここに住んでいる生き物に「進化の証拠みたいなもの」が見られるということらしい。

調べてみると、エクアドルの領地になっている。そしてエクアドル人の75%はカトリック教徒だそうだ。新しい(南米出身の)教皇が選ばれたばかりのカトリックの教えでは、世界は神様が7日間でお造りになったことになっている・・・?


 

日本語の ノート

On 2013/03/21, in 学校, by evermidori
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どの科目も、原則として出来合いの教科書は使わないというのがシュタイナー・スクールの方針なので、教材はほとんど先生たちの手作りだし、生徒たちのノート作りも大切になっている。

写真は、4、5,6、7年生の日本語のノートの表紙。習っている歌の言葉をお習字して、乾いたら色鉛筆で色付けする。上質で柔らかめの色鉛筆の芯を紙の上で削って粉のように散らし、指でそうっと撫でると、淡い色が広がる。このやり方を私は「シュタイナー・シェイディング」と呼んで気に入っている。



 

秋分の日

On 2013/03/20, in 学校, by evermidori
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今日は秋分の日。でも休日ではない。学校では、畑の収穫物を飾って秋を迎える集会をした。歌、劇、お話などがあり、4年生が育てた小麦を使って焼いたパンを、スープと一緒に皆で食べた。

7年生は、穀類とユーカリの葉を使って曼荼羅を作った。船の絵だ。シュタイナーによると、秋は勇気を持って恐怖や困難や悪に立ち向かう季節。曼荼羅はバスコ・ダ・ガマの勇気ある航海をテーマにしたものだそうだ。

今日は32°だったけど、夜になって雨が降り出し、明日は23°の予報。暑さ寒さも彼岸まで、いよいよ秋が来る。



 

春分の日

On 2013/03/20, in その他, by evermidori
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妹から春分の日の便りが来た。庭に咲いている花を飾って、ぼた餅を作ったとのこと。青海苔、黄な粉、黒胡麻、どれも美味しそう。「ひとつ如何ですか」と言うのだけど・・・。

3月初めから5月半ばまでの美しい季節を、いつか日本で過ごしたい!