「ハッピー・イースター!」と言っても、嬉しい4連休という以外の意味は私には無い。それでも、卵形のチョコレートを遣り取りしたり、染めた卵を飾ったり、ホットクロスバンと呼ばれる十字の付いたフルーツパンを食べたりしてちょっと楽しんでいる。
イースターは、十字架に架かったキリストが蘇った日というだけでなく、もともと春を祝うお祭りだったそうで、卵は生命が生まれる象徴、よく使われる兎の飾りや兎の形のチョコレートは多産の象徴だとか。しかし、オーストラリアは秋を迎えたところだ。
クリスマスは真夏だし、桃の節句にコスモスの花、母の日に菊の花、鯉のぼりは秋風に泳ぎ冷たい雨に濡れることもしばしば。北半球の行事を同じ日に南半球でやるんだから仕方無いか。