新緑

On 2021/09/26, in その他, by evermidori
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素晴らしいお天気で、家の中よりも外のほうがずっと暖かい。半袖Tシャツで外に出て、庭の隅のテーブルでワインを飲んで簡単なお昼ご飯を食べてコーヒーを飲む。ケーキも一切れ食べる。

それから草の上に寝転ぶと・・・ああ、本当に良い気持ち!鳥の声が聞こえる。

ロックローズの花を裏側から見る。高い梢の新緑と真っ青な空!

 

お彼岸

On 2021/09/23, in その他, by evermidori
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春のお彼岸だから、ぼた餅を作って食べた。

でもいまいち実感が湧かないし、ぼた餅もそこそこにしか美味しく無い。なぜだろう。ここの暮らしに「お彼岸」が無いからだと思う。昼と夜の時間が同じになる日はあっても「お彼岸」は無い。

今頃になって何故そんなことを思うんだろう。ここに移り住んで37年にもなるというのに。日本語の授業の中で生徒たちと一緒に「ひな祭り」や「こどもの日」や「七夕」などを祝っていた頃は、まったく何の疑問も感じなかったのに。

 

ゲンコウフイッチ

On 2021/09/22, in その他, by evermidori
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長く使ってゴワゴワしてきたフェイスタオルを雑巾にしよう。そのままでもいいけれど、ありあわせの端切れを適当に縫い付けてみる。

日本で見つけた思い出の布ばかりだから、雑巾はちょっと愛おしいものになった。これでしっかり掃除をして、ボロ家を清潔に保つ、積もり。

そう言えば、先週のクロスワードパズルの問題に「言葉と行いに矛盾がない」というのがあった。答えは「ゲンコウイッチ」だったけど、雑巾の場合は「ゲンコウフイッチ」になりそう。好きじゃない掃除はついつい後回しになってしまう。

 

お月見団子

On 2021/09/21, in その他, by evermidori
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お月見団子は作ったけれど、肝心の月が見えない。外は真っ暗闇だ。

中秋の明月には井伏鱒二の「逸題」という詩を必ず思い出す。「われら」は複数だと思っていたのが実は「私ひとり」だったのが強く心に残っているからか、中秋明月に、中年になった詩人が「万障繰り合わせて」「よしの屋で」初恋を偲ぶ、というのがしみじみしていてちょっと可笑しいからか、Kさんに教えてもらった詩だからか、自分の初恋が懐かしいからか。たぶん全部だ。