感傷に浸る

On 2012/06/28, in その他, by evermidori
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懸案の、仕事部屋の片付けを始めた途端、いろいろな物が出て来て過ぎ去ったことを思い出させる。「感傷に浸らず、迷ったら捨てる。それが片付けのコツよ。」と、片付け上手な妹は言うけれど、それがなかなか難しい。手紙や写真が一番難しい。

母の若い頃の写真が出て来た。地味な格好だし変わった髪型だけど、たぶん結婚した頃だろうと思う。亡くなる1年半前の写真と比べて眺める。二枚の写真の間には60年以上の時間が流れているけれど、同じ一人の女性なんだ。私の知らない沢山の苦労があったに違いない。・・・・それにしても短い命。

実はまた風邪を引いてしまって微熱が取れない。寝るほどでも無いので片付けを続けている。写真を見ながら、そうだ、お粥を炊いて母の梅干しを食べようと思った。残りはあと3粒になってしまった。

 

冬の太陽

On 2012/06/25, in 食べ物, by evermidori
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6月、7月、8月(冬の間)は、柑橘類が豊富で安くて美味しい。特にネーブルが甘くてみずみずしい。昨日の  (人智学協会の)冬を祝う集まりで、誰かがネーブルのことを「冬の太陽だ」とか言ってた。そう言えば本当に明るい色だ。レモンもオレンジもグレープフルーツも一年じゅう手に入るから季節感が薄くなるけど、今が旬。この冬はリバーランド(マレー河流域)産の「冬の太陽」を沢山食べよう。インフルエンザの予防接種を今年は受けなかったし、風邪を引かないように。

 

キノコ

On 2012/06/25, in , by evermidori
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前庭の落ち葉を長いこと片付けないでいたら、いつの間にかその辺りがふわふわになって、雑草に混じって白いキノコが!

「雨あがり キノコみつけて 嬉しいな」「面白や キノコもあるよ 我が庭に」「もしかして 食べられるかな このキノコ」

それはそうと、「このキノコ 何か私に 言いたそう」「何にでも 限度があるでしょ 緑さん」ああ、そういうことね。だらしの無いのが好みというわけじゃないのよ。家の中の片付けが一段落したら、庭の掃除もやりましょう。春が来る前にいろんな花も植えましょう。

「ホントかな 言うのは易し 出来るかな」え? キノコさん、何か言った?

 

冬来たりなば

On 2012/06/24, in , by evermidori
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たっぷり降った雨があがって久し振りに薄日が射した。花びらを畳んで雨に打たれていたサワーソッブス(カタバミのような雑草)が、陽射しに誘われて開いた。と思ったらミツバチが待ってましたとばかり蜜を吸いに来る。スミレの色にハッと目を奪われる。見とれる。濡れていないということは、今さっき雨が止んでから咲いたのかな。水滴をいっぱい含んでいる椿の花。花は雨に濡れた時が一番美しいとか・・・。ヒヤシンスの芽、ローズマリーの花も。やっぱりこの寒さの後には春が来るんだ。



 

パン

On 2012/06/24, in 食べ物, by evermidori
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ファーマーズ・マーケットで買って来た焼きたてのパン(オリーブ入りのシアバタ)を、絞りたてのオリーブ油と甘いバルサミコに浸して食べる。オリーブ油の青臭さが素敵。熱いコーヒーをたっぷり。少しのチーズとハムがあれば完璧だけど無くてもいい。ご飯に福井のもみ若布を振りかけて食べる美味しさに負けない。


 

はじめの一歩

On 2012/06/23, in その他, by evermidori
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インターネットには、「どうしたら整理整頓が上手に出来るでしょうか」という質問が沢山あり、その答も沢山あり、「片付け名人になる方法」というCDが2980円で売られていたりする。片付け会社の宣伝もある。驚いた、と同時に片付けが苦手なのは(勿論)私だけじゃないことが分かった。

要らない物は捨てる、仕舞う場所を決める、使ったら元に戻すetc.etc.  書いてあることは当たり前のことばかり。要するにそういうことをやるかやらないかなのだ。学期中は忙しいにしても、冬休みに入った今やらなかったら「出来ない」ということになる。「いや出来る、やる」と決心する。

そして、ジャジャーン!夢にまで見た「何も置いてない机」が夕方には実現したのだ。机の上がこんなにスッキリしたのは何年振りだろう?この調子で家中を今度こそスッキリさせたい、じゃなくて、させるのだ。

 

もみわかめ

On 2012/06/21, in 食べ物, by evermidori
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実家が福井のお嫁さん(という言葉には馴染めないけど、親しみを込めて)に、「父からです」と嬉しい旬の「もみ若布」を頂いた。お知り合いの方が作られたそうで、370ml の瓶にはラベルが無かった。ちょっと淋しいかなと思って、それらしいラベルを作って貼ってみた。

いただきま~す。わあ、素晴らしい香り!もみ若布ってこんなに美味しかったかしら!う~ん、ご飯が進んで困っちゃう。そして、振り出しても振り出してもまだ沢山残っていて何だか魔法の瓶みたい。随分ぎっしり入っているんだ。

それにしても、来月にも再稼働されようとしている大飯原発。万が一にも事故があったら恐ろしい。越前の美しく豊かな海が放射能で汚染されてしまう。取り返しがつかないことになる。もみ若布のためにも、再稼働反対!原発やめよう!





 

願いましては・・・

On 2012/06/18, in 学校, by evermidori
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先生用の大きなソロバンを使って、下の珠は1、上の珠は5、という説明から始める。桁と数の入れ方を教え、簡単な足し算をやってみせる。「珠が足りない。どうしたら良いと思う?」と聞くと、何人もの生徒がこうだああだと目を輝かせて乗って来た。8年生のこのクラスは凄い。繰り上がりのやり方が分かったところで計算問題を出す。正しい答えが出た生徒はガッツ・ポーズをして喜んでいた。引き算と掛け算のやり方も一応教えところで時間切れ。続きはこの次。この次で終わり。単なる「体験授業」だし、その先は私も出来ない。

「2」を教える時は、せめて「20」ぐらいは知っていたい。「2」しか知らないのに「2」を教えているのが恥かしい。出来ることならパチパチパチパチ・・・と弾いて、難しい計算を計算機と同じぐらい速くやって見せたい!



 

日本語と英語

On 2012/06/17, in その他, by evermidori
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「日本語になった英語」に驚くことが多いから、先日のKさんのメールにあった言葉(洗濯屋、案内人、宿屋・・・などの)を懐かしく好ましく思った。今日はこっちに長く住んでいる日本人が4人集まってお喋りをした。「日本語になった英語」とは別のものだけど、英語がポンポン混じる。

「え、いつオーストラリアの citizen になったの。」
「日本国籍を surrender しなくちゃならないでしょう。」
「日本政府に report しないでおけば dual 国籍が持てるンじゃない。」

「こっちで生まれた子供は 23才になったらどっちかを choice しなくちゃならないよね。」

これもちょっと違う話だけど、いつだったか「ピカソの絵みたいでしょう」と孫が言った時の、「ピカソ」が英語の発音だった。日本語で「ピカソ」に出逢ったことが無かったんだ。

英語か日本語か、純粋にどっちかでなければならない、ってことも無いのかもしれない。


 

歩道

On 2012/06/17, in , by evermidori
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家の前の歩道が掃かれていないのは私のところだけ。個人の好みを公共の利益に優先させてはいけない、と、ハイ、そう思っております。でもこれが公共の利益に反するのかどうか、誰が判断するのでしょうね。