蕾がふたつみっつ綻んだかと思うと、もう止められない。わああっと一気に咲いて、桃もプラムもアンズの花もあっという間に終ってしまった。マルメロとコデマリも盛りを過ぎた。充分に楽しんだとは言え、あまりに短く名残惜しい。
今はナニワノイバラと藤の花が満開だ。せめて写真に留めておこう。咲き始めた可愛いロックローズも。
蕾がふたつみっつ綻んだかと思うと、もう止められない。わああっと一気に咲いて、桃もプラムもアンズの花もあっという間に終ってしまった。マルメロとコデマリも盛りを過ぎた。充分に楽しんだとは言え、あまりに短く名残惜しい。
今はナニワノイバラと藤の花が満開だ。せめて写真に留めておこう。咲き始めた可愛いロックローズも。
モントリオールの小学校で6年生の担任が自殺する。生徒達のショックと傷は大きい。代用教員として雇われたのは難民のラザール先生。(アルジェリアの動乱で妻と娘を失っている。)
ラザール先生の穏やかで誠実な人柄と生徒一人一人に真摯に向き合う姿勢が、徐々に生徒達の信頼と人気を得ていく。教室の雰囲気は落ち着いて来る。先生と生徒の交流(心の触れ合い)が双方の傷を癒やすかのように思える。しかしハッピーエンドにはならない。履歴を偽わり経験も無いのに教えていることがバレて、生徒達はまた担任を(心の安定を)失うことになる。
それにしても12才の生徒達は素晴しい。笑ったり泣いたり怒ったり精一杯に真剣で真っ直ぐだ。教師として子供達に接する者だったら誰だって、愛さずにはいられない。
哀しさや悲劇を含みながら、清らかで温かい映画になっている。