束見本

On 2012/12/28, in その他, by evermidori
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こんなノートが欲しかった。表紙には絵も字も何も無くて中は上質の白紙。でもこれはノートではなく、本の仕上がりを確認する為に同じ紙を使って製本した「本の見本」なんだって。ふ〜ん、そんなものがあるんだ。全ての本が、こんなふうに試し製本されるのかな?

綺麗な色の布張り、展覧会の図録のようなな大きなサイズ、極薄い紙で出来たケース入りもある。綺麗だわあ!日記帳に、スケッチブックに、自由に使って自分だけの一冊の本を作ることが出来そうだ。(たまたま妹が何冊か持っていたのだけれど、どこかへ行けば買えるのかしら?)


 

工芸館

On 2012/12/28, in その他, by evermidori
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冬らしい景色の北の丸公園を歩いて行くと、明治43年に建てられたというレンガの建物がある。「近衛師団司令部」だったそうで、今は「国立近代美術館工芸館」になっている。

「寿ぎの器」という展示をやっていた。手間をかけて作られた漆の工芸品はどれも立派だと思うけれど、本当の価値や良さは分からない。私に分かるのは好きか嫌いかだけ。欲しいナと思う物がいくつかあった。


 

年越し蕎麦

On 2012/12/28, in 食べ物, by evermidori
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Kさんに、年越し蕎麦をご馳走になった。いつもの淡路町の「薮蕎麦」で。

ビールで喉を潤して蕎麦味噌を舐めると、元気な食欲が一気に目覚める。アントレ風の盛り合わせ(蕎麦寿司、ホタテ、しめじの天麩羅、里芋、味噌と胡瓜)が素敵。かまぼこも小海老の入った天玉も美味しい。黒塗りの蒸籠に盛られた薄緑色の細いお蕎麦が綺麗。

嬉しく美味しく頂きながら、お酒が私の隅々にまで沁み渡っていく・・・。

お店の奥にお正月飾りがしつらえてあった。三方に載せた鏡餅が段々に沢山並べてあり、真ん中に大きな伊勢海老と昆布。お酒、お米、塩などのお供え。繭玉飾り。日本の色と形。日本のお正月!今年もあと3日で暮れる。



 

ミルクコーヒーの為の

On 2012/12/26, in その他, by evermidori
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左側の端正な形のカップは雪子さんが持っていたもの。私も欲しくなって、昨日、右側のカップを買い求めた。どちらも「六地蔵釜」の安田さんの作品だ。私のは二度焼いてあるそうで、ガラス質のような光沢があり、唇が当たる縁も滑らかだ。取っ手の反対側が僅かに高く口がやや広くなっていて、その有るか無しかの歪みに惹かれた。並べて眺めると、姉と妹の違いを見るようでもある。やや頼りない姉としっかり者の妹と。

濃いコーヒーにミルクを泡立てて入れ、ちょっとだけ甘くして、二人で飲む為の特別なカップ。


 

日本のお菓子

On 2012/12/22, in 食べ物, by evermidori
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一年振りに会う妹とお喋りしながら、コーヒーを、紅茶を、緑茶を、ハーブティーを、飲んでばかりいる。日本のお菓子は、私にはどれも綺麗で珍しい。

牛蒡と蓮根と人参と薩摩芋のグラッセは福岡の鈴懸という店。豊島屋の小鳩豆楽。ぽりぽり食べたら止められない生姜黒豆。金沢森八の舞鶴。




 

日本の味

On 2012/12/21, in 食べ物, by evermidori
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里芋を茹でて、皮を剥いて、片栗粉にまぶして揚げた熱々を、4年経った手前味噌で食べる。それだけの簡単なものがこんなに美味しい!日本の味。妹の味。

寒い冬の「おでん」は、まずは大根から。う〜ん、とろける美味しさ。ダシがよーく沁みている。次にがんもどき。う〜ん、これも美味しい!熱燗が欲しいところ。

 

掘り炬燵

On 2012/12/21, in その他, by evermidori
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36°の夏から真冬の日本へ、一年振りに帰って来た。妹の家に着くと、リビングの片隅に、何と炬燵があるではないか!  それも床に穴を開けて作ったという掘り炬燵だぁ!  あら、まあ、母の家で使っていた懐かしい欅の天板が・・・さっそく足を突っ込んで、しみじみ嬉しく暖まる。


 

現行犯

On 2012/12/19, in , by evermidori
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食べ頃になったアンズ。あれ? そこに頭を半分隠しているのは誰? 何しているの? あああ!!やっぱり!・・・「現行犯で逮捕する」わけにもいかないしね。悔しい。

 

遠州木綿

On 2012/12/19, in その他, by evermidori
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表地も裏地もファスナーの色も自分で選んで、電子辞書のケースと鉛筆入れをお揃いで作って貰った。オーダーメイドだから満足度100%。毎日持ち歩くものなので嬉しい。

人生の半分以上を海外で過ごした娘が、遠州木綿に出逢って夢中になっている。私は、母が着ていた普段着の着物の柄を思い出す。

 

ひと息

On 2012/12/14, in , by evermidori
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何をやっていてもすぐにひと休みしたくなるのは、年を取って集中が持続しなくなったのだ。お茶を飲むのはもともと好きなので、あちこちのコーナーでしょっちゅうひと息もふた息もついている。ひと息とひと息のあいまに仕事をしているようなものかもしれない。

裏口の傍のコーナーは台所に近くて便利だし、表のポーチは雨を見ながら、匂いを嗅ぎながら。裏庭に3カ所、横庭に1カ所。日向ぼっこにするか涼しい木陰にするか、どこに座るかは季節とその日のお天気次第。もちろん冬だったら迷わず暖炉の前。

表庭にもお茶を飲むコーナーを作りたいと思って、苗木を4本植え(て貰っ)た。ぐるりと囲まれた場所が出来たらベンチを置くつもり。