初めて花を咲かせた小ぶりの白い椿は、中心に薄い黄色が見える。それで「レモンドロップ」という名前が付けられたのだろう。

椿が西洋に紹介されたのは１８世紀らしい。このレモンドロップは、カリフォルニアにある「ヌチオ農園」で作られた品種だとか。

前からあった１本の椿は、花の数が年々少なくなって、今年は二輪咲いただけ。肥料をやったり土を酸性に保ったりせずに放っておいたのだから当然の報いだけれど・・・・何としても蘇らせてみたい。

今年２本貰って、自分でも５本買ったので、緑面積には８種類の椿がある。今、花が咲いているのは６種類。あとの２つはまだ蕾が小さくて固い。全部を大切に育てよう。

名前を覚えることから始めよう。英語の名前はどうしてもあんまり心に響かないけど、ジャポニカ・デブタント、スプリング・サプライズ、ウィズ・ラブ、ヌチオス・カメオ、マグノリア・フローラ。今日咲いたのはブラッシュフィールズ・ボウ。まだ咲いていないのはロジャー・ホールとレモン・ドロップ。

窓辺に置いて、しばらくのあいだ楽しんで、花が終わると庭の隅に持って行ってそのまま忘れてしまう。水をやり過ぎたり水やりを怠ったりして花が咲き続けているのにダメにしてしまうこともある。１０年も２０年も「使い捨て」の繰り返し・・・鉢植えのシクラメンはそんなものだと思っていた。