「わあ、見える、見える、スゴイ!大きくしっかり見えるわあ!」
サンバイザーみたいなものの先に拡大鏡が付いていて、ミシン目がくっきりはっきり大きく見える。ひとつ買っておけば、いろいろと便利かもしれない。
「わあ、見える、見える、スゴイ!大きくしっかり見えるわあ!」
サンバイザーみたいなものの先に拡大鏡が付いていて、ミシン目がくっきりはっきり大きく見える。ひとつ買っておけば、いろいろと便利かもしれない。
一昨年のハイスクールの劇に使われたボートが、2年生の遊び場に寄付され、やがてその回りに海になぞらえた砂場が出来、今度は(2年生のセーラ先生のアイディアで)竜の形の砂止めが作られた。セーラ先生が「竜の歌」を書き、今日のささやかな除幕式で2年生がその歌を歌った。生徒達を巻き込んでこういう演出をするセーラ先生は素敵だと思う。レンガを運んだりして仕事を手伝った2年生は二匹の竜に愛着を感じているようだ。「竜の歌」の出だしは、こうなっている。
My little boat is carrying me
High in the sky the sun so gold
Shines on the path that I hold
職員会議の議題は山ほどあって話し合う時間がいつも足りない。それでも悠々と30分から40分の時間が「勉強」に使われる。教師達も常に学び続けなければならないとのこと。ルドルフ・シュタイナーの本を読んだり講師を迎えたりもするけれど、生徒達が授業でやることを経験してみることも多い。水彩画、油絵、デッサン、遠近法、合唱、劇、ユリズミー、ダンス、2進法の計算、折り紙 etc. 木片を彫ってスプーンを作るというのもあった。楽しいのもつまらないのも理解出来ないのもある。
先日の小学校の職員会では、粘土のこね方を学び、出来るだけ完全な球を作り、それから左右対称の形を作った。
ハイスクールの職員会では、いろいろな液体の密度を比べるのに使う簡単な道具を作った。細いガラス管の一方の先端をガスバーナーで熱してヤットコで潰し、そのちょっと上の部分を熱して、もう片方から強く吹いて丸く膨らます。丸くなった所に色の付いた液体を入れて見易くして出来上がり。その簡単な道具をメスシリンダーに入っている液体に入れると、浮かんでどこかで止る。どのくらい浮かぶかで液体の比重を比べるんだそうだ。