挿し木

On 2020/06/28, in , by evermidori
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植物の苗が(日本に比べて)たいへん高いのは、人件費が高いことと関係があるのかないのか知らない。けれど、いろいろ買っていると出費が馬鹿にならない。

理由はそれだけではないけれど、私の庭仕事は「苗を買ってきて植える」から「挿し木で増やす」に進歩してきた。遅ればせながら。

今日はテニス仲間のキャロリンの庭から、私の庭に無い植物をいろいろ貰ってきて挿し木した。一本でも二本でも根付いて、春には新しい花が咲いたら嬉しいな。

 

3つの試み

On 2020/06/26, in 食べ物, by evermidori
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いつものビスケットだけれど、ちょっと新しいことを試みる。

1)(小麦粉だけでもアーモンドの粉と半々でもなく)蕎麦粉と半々にする。2)アイシングシュガーを(レモン汁じゃなく)塩レモンで溶かす。3)飾りは(ナッツ類じゃなく)ホワイトチョコレートとドライフルーツを使う。

さっくりした食感があり、甘塩っぱさが爽やかで、見た目は新しく、まあ美味しく出来た。しかしそれぞれの効果をはっきり見るには、試みは一つずつにしたほうが良いと反省。

「ソバボーロ」というお菓子を思い出したので、次はソバボーロを作ろう。

 

ヒュー・ウィッソン

On 2020/06/25, in その他, by evermidori
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ジョン・ウィッソンは美術の先生だった。お父さんのヒュー・ウィッソンは工業設計士(エンジニアリング・デザイナー)だったそうだ。血筋と環境。なるほどと思う。

お父さんが退職後に趣味で描いていた絵が残っていると聞いて、「見たい」と言うと30枚ぐらい出してきてくれた。風景画ばかりの中に花の絵が何枚か混じっている。「もし好きなものがあったら貰ってくれると嬉しい」と言うので、花のパステル画を2枚貰って帰る。

偶然って面白い。緑面積に咲く花の絵を描きたいなーと思っていたところだった。例えばこの椿。出逢いって面白い。20年も前に亡くなっているヒュー・ウィッソンとの出会い。

 

重箱の演出

On 2020/06/25, in 食べ物, by evermidori
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もと同僚のジョンとティーナの家へお昼ご飯に呼ばれたので、何かちょっとしたものを作って持って行きたいと思う。

最近はまっている「めはり寿司」と「ヤリイカの塩焼き」と千枚漬け風お漬物にする。めはり寿司にはシャケと胡麻をたっぷり入れる。日本食が好きな二人だから喜んでくれるだろう。

和風の器を選んでいるうちに思いついたのが、小さめの重箱。詰めてみるといい感じだ。3段重ねて風呂敷に包んで持って行く。

 

靴下の穴

On 2020/06/21, in その他, by evermidori
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穴があくほど穿いた靴下は草臥れてもいるし、捨てても惜しくはない。でも針を持って繕った。今日のささやかなハイライト。

日本のスポーツ店で3足千円で買ったものだけど、お金では買えない満足感がある。節約は清々しい。

 

めはり寿司

On 2020/06/17, in 食べ物, by evermidori
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これはからし菜だろうか。高菜だろうか。子供の頃に毎日のように食べていた、母の高菜漬を思い出す。新高菜の緑の辛さも、古くなった高菜の唐辛子の辛さと独特の匂いも懐かしい。

からし菜と高菜の違いはわからないけれど、「めはり寿司」を食べたくなる。

塩漬けにして2日後。たっぷり水が上がって良い匂い・・・葉っぱを絞って、広げて、用意したすし飯(胡麻入り)をくるくると包む。

食べてみる・・・うん、うん、う〜ん、ツンと鼻にくる辛さが素晴らしい。塩加減もちょうど良い。食べたいと思った通りの「めはり寿司」が、美味しい!

 

マグロ

On 2020/06/16, in 食べ物, by evermidori
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マグロの切り身は、1キロ50ドルとちょっと高い。でも切り落とした尻尾のところは1キロ10ドルで売っている。5分の1とはずいぶん安い。鮮度は同じだもの、節約、節約。550グラムを買う。

ひと口の大きさに切って、お醤油とお酒と塩レモンに浸して下味を付けておく。

 

水仙

On 2020/06/13, in , by evermidori
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細長い緑の袋(鞘?)は、縦に細い筋が入っていて綺麗だ。中に入っている蕾が育つにつれて袋はだんだん膨らんでデコボコが目立ってくる。

ついに先の方が裂けて白い蕾が顔を出し、次々に蕾が出てきては花びらを広げて水仙の花になり、良い香りを放つ。

6輪か7輪の花が咲いた頃には、役目を終えた袋は、瑞々しさも緑の色をも失っている・・・。


 
 
 

頂いたレモンで

On 2020/06/11, in 食べ物, by evermidori
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お友達にレモンを頂くほど嬉しいことは無い。

塩レモンを作る。櫛形に切って15%の塩を混ぜながら、ぎゅうぎゅうと保存ビンに詰める。発酵したら冷蔵庫で保存して、使う前にブレンダーにかける。ドレッシングやディップを作る時、魚や肉をマリネートする時、とても便利。

レモン・チャツネを作る。かなり適当に(いい加減に)作る。ニンニク、生姜、玉ねぎを炒めて、ザクザク小さく切ったレモン、スパイス、砂糖、塩、アップルサイダー・ヴィネガー、干し葡萄も入れて、こってり煮つめる。スパイスは適当。クミン、クローブ、シナモン、ナツメッグ、チリ、などなど。カレーに添えるだけでなく、パンに塗って、その上にチーズやトマトやキュウリを載せて食べるのが好き。

レモンケーキを焼く。レモンを6個入れて、オプショップで2ドルで買ったばかりの細長いケーキ型(8cm x26cm x4cm)で焼く。しっとりしてレモンの香りと甘酸っぱさが気に入っている。飾りは薄緑のライム。

 

トイレのピカソ

On 2020/06/08, in その他, by evermidori
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2007年9月9日、Kさんに宛てた写真付きのメールから。

オーストラリアに来て間もない頃、古道具屋でテーブルや椅子を買った時に、ふと心引かれて買ったものです。あとで、これはドン・キホーテだろうと思ったのは、”tilting  at windmills” という表現を習った時です。それからだいぶ経って、似たようなタッチの闘牛士の絵を見た時に、この絵もピカソに違いないと思いました。・・・・・賃貸の家に住んでいた時からずっといつもトイレに置いてあります。壁の絵は時々変わるのですが、床にはいつもドン・キホーテ。」

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時は流れて、最近オプショップで迷わずに買ったのは、やはりピカソのリトグラフ「ダンス・オブ・ピース」で、これもトイレに飾る。「ドン・キホーテ」は今も同じ場所にある。