私の部屋(8)

On 2016/01/09, in その他, by evermidori
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「私の部屋」を何と呼ぼう。あれこれ頭をひねってみても良い名前が思い浮かばない。信頼できる友人に助けを求めると、「無為庵」という名前を提案して下さった。「無為にして化す」の「無為」だそうだ。「半ば冗談のように思って」と言われるけれど、私は「無為庵」という名前がとっても気に入っている。

 

「無為」、何もしない。何もしないでノンビリする部屋。その為に作った部屋。(何もしないで私は私のままで良いのだ、なんて勝手に解釈したりもしている。)

 

扁額というものを掲げようかしらと思った。誰か上手な人に書いて貰うより「緑さん本人の下手な字で良いんじゃないの」と妹が言う。それでは、と手頃な木片に墨で「無為庵」と書いてみる。しかし下手な字を掲げる勇気が無いので、棚の上に飾って赤鬼君と青鬼君に守って貰っている。

 

せめて記念写真を撮ろうとしてカメラを向けると・・・あれ、あれっ! いつもは両側に立っている赤鬼君と青鬼君が、さっと動いて扁額の前に立ち塞がった。そして黙って頑として動こうとしない。そうか、やっぱりね・・・もう少しマシなのをまた書いてみるわね。

 

 

 

私の部屋(7)

On 2016/01/07, in その他, by evermidori
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最後に、納戸の扉4枚が取り付けられた。床よりちょっと濃い塗料を塗って、小さなステンドグラスをはめ込んで、取っ手を付けて、これでやっと「私の部屋」が出来上がった。(塗料の色もステンドグラスも取っ手も私が決めた。)

 

大工さんは私の部屋を文字通り一人で作ってくださった。作っている間に長男が生まれ40歳の誕生日を迎えられた。無口でシャイで力持ちで丁寧で静かな自信を持っているこの大工さんが、私は好きだ。この大工さんに「私の部屋」を作って貰ったことが嬉しい。

 

 

 

 

私の部屋(6)

On 2016/01/05, in その他, by evermidori
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近くの苗木屋さんにあるものから選んで、寒椿、フィジョア、南天、椿、白つつじ、キンカンを、西側の窓の下に植えてもらった。2−3年したらもう少し伸びてくれるかな。黒い外壁に寒椿の赤とキンカンの実の橙色が綺麗。

 

右端にある太い針桐は、枝が屋根に「かかる」というので可哀想にだいぶ切られてしまった。「かかって」いたほうが私は嬉しいんだけどね・・・。

 

 

川村美術館

On 2016/01/04, in その他, by evermidori
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杉林を通り抜けて行くと駐車場があり、そこから美術館入口までちょっと歩く。広〜い庭の大きな池に美しい水鳥たちが遊んでいる。

 

展示室のスペースも贅沢で、例えばひとつの部屋にレンブラントの肖像画が一枚だけ。マーク・ロスコの壁画には勿論、大きな部屋が用意されている。この部屋は美しい。外も中も静かでゆったりしている。(写真の最後の一枚はパンフレットから)

 

 

 

初詣

On 2016/01/02, in その他, by evermidori
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なんと清々しい初詣。権現森の武峯神社には私たちの他には誰もいない。聞こえるのは鳥の声と風の音。

 

 

2016年

On 2016/01/01, in その他, by evermidori
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明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

それにしても12月31日と1月1日には、どうしてこう太陽が気になるのかしら。夕方沈んで翌朝また昇るだけのことなのに。ついじーっと眺めてしまいます。

 

 

私の部屋(5)

On 2016/01/01, in その他, by evermidori
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好きな絵をかけると、たちまちそこが自分の場所になるのは不思議。”Two Boats Green” と”Return”.