これも仕事のうちだと思って、学校行事のたびに着物を着た。「撫子教室」の地鎮祭、棟上げ式、完成式、5周年、10周年、毎年の盆踊りと、毎年のスプリングフェア。。。。
持っている着物はどれも、ちょっと小さめの母のものか、ちょっと大きめの妹のものばかりで、自分の着物は一枚もない。サイズだけでなく日頃から着慣れていないのでしっくりと身に付かない。どこか学芸会の衣装を着ているみたいで、着物で過ごす一日は心身ともに疲れる。
それでも、これが最後の機会だと思うとちょっと寂しい気がする。
これも仕事のうちだと思って、学校行事のたびに着物を着た。「撫子教室」の地鎮祭、棟上げ式、完成式、5周年、10周年、毎年の盆踊りと、毎年のスプリングフェア。。。。
持っている着物はどれも、ちょっと小さめの母のものか、ちょっと大きめの妹のものばかりで、自分の着物は一枚もない。サイズだけでなく日頃から着慣れていないのでしっくりと身に付かない。どこか学芸会の衣装を着ているみたいで、着物で過ごす一日は心身ともに疲れる。
それでも、これが最後の機会だと思うとちょっと寂しい気がする。
立ち止まって、息を止めるようにして目で探すと・・・居た!
5、6メートル離れたユーカリの木の幹のかなり低いところにしがみついて、こっちを見ている。
相手はこっちを見たまま動かない。私も動かない。じっと見つめ合ったままで時間が止まる。1分か2分。
カメラを向けるとちょっと動いたような気がしたけど、シャッターを押してからも見つめ合いは続く。また1分か2分。どちらも動かない。
もう一度シャッターを押す。
「名残惜しいけど、行くわね。」と歩き出してから振り返ると、コアラも後ろ向きになって立ち去るところだった。
そういうことって本当にあるのかもしれない、と思って胸がどきどきした。
娘「ネットで1ヶ月10ドルで見放題っていうのがあるのよ。あんまり見てないから元とってないけど。」
というわけで、2002年のハリウッド映画「フリーダ」を観た。映画は良く出来ていて、なかなか楽しかった。メキシコの民族衣装もサルマ・ハエックも美しかった。
フリーダの生き方と自画像には圧倒される。美しくて強くて情熱的で、傷つきながらも思うままに生きた凄い女性だ。そして自分自身の姿と心を絵に描きまくったんだ。でも彼女の絵が好きかというとあまり好きではない。
何となく気持ちが落ち着かない時は、台所遊びがいちばん。ファーマーズマーケットで買ってきた根菜類をアップルサイダー・ビネガーに漬ける。人参、パースニップ、蕪2種類。マスタード・シード、ホワイト・ペパーシード、ロリエを入れて。
あらかじめ皮ごとオーブンで焼いたジャガイモ、さっと茹でたブロッコリ、生のコーン、半分に切ったミニトマト、沢山のハーブ。フライパンで半分焼いて、フライパンごとオーブンに入れて仕上げる。今日は野菜だけで作った。明日のお弁当に持って行こう。