ブルーマウンテンのアンヌさん（日本人）から、小さなプレゼントが届いた。開けてみると、手作りのネイル・クリームだ。爪専用のクリームなんて使ったことがないけれど、さっそく蓋を開けてちょっぴり塗ってみる。爪から指から手の甲まで滑らかに伸びてとても良い香り！柑橘系のようだけど何だろう？
説明を読む。原料はマカデミアナッツ・オイル、シアバター、蜜蝋、ローズ・ウォーター。そして香りはレモン、ティートゥリー、フランキンセンスの精油。
「フランキンセンス」を知らないので、さっそく調べる。東アフリカやインドに自生しているフランキンセンスという樹の（幹を傷つけて採る）樹液だそうだ。ふーん。キリストが誕生した時に三賢者が持って来た贈り物のひとつが、このフランキンセンス（乳香）だったことを知る。なるほどなるほど。
アンヌさんありがとう。指先に塗ると心にも効くようです。
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「レシピを頂戴」と言うのは、食べて美味しかった時の褒め言葉だけど、これはダイアンの話を聞いただけで「レシピを頂戴」と言ったケーキ。
材料を揃えると、もうだいたい味が想像できる。ダークチョコレートとラズベリーとアーモンドだから美味しいに決まっている。
思ったとおりに美味しい。チョコレートの甘さとラズベリーの酸味と香りが混ざり合う感じが何とも言えない。たっぷりのアーモンドミールがリッチだし、トッピングのアーモンドが香ばしい。
次に作る時は、ラズベリーの量を増やしてチョコレートを減らしてみよう。添えるのは生クリームじゃなくてアイスクリームの方がいいかもしれない。
お誕生のお祝いに５０人ぐらいが集まってお昼ご飯を食べた。エリカが自作の詩を読んで皆んなの愛と感謝の気持ちを代弁してくれた。私は今日撮った写真にその詩をだぶらせてみた。
今日は小雨交じりの寒い日だったけど、ドンさんはいつものように誰よりも早く来てコート整備をした（はず）。テニスの後は最後まで残ってクラブハウスのシャッターを下ろして電気を消した（はず）。
私はコート整備が終わった頃に行って、６試合して、リサが持って来てくれた赤ワインを飲んでお喋りして帰ってきた。（リサは５９歳。心臓弁の取り替えとバイパスの手術をしたので、まだテニスは出来ない。早く元気になって欲しい。）
小さな劇場 (500蓆ほど）はマスクをした観客で満員だった。とてもアマチュアとは思えない素晴らしいもので、終わった時は全員が総立ちして拍手が鳴り止まなかった。
第一次世界大戦中にアメリカ軍のために働いた「バイリンガルの電話交換手」の物語。英語とフランス語を流暢に話せる交換手を募集したら７０００人が応募して、その中から２２３人の優秀な女性たちが選ばれてパリに派遣された。
軍服を着て軍の規律に従って軍のために働いた女性たちなのに、戦争が終わっても法的に正規の軍人としては扱われず、軍人に支給された恩給なども貰えず、やっと議会で認められたのは６０年以上も経った１９７７年。その時はもう１８人の女性しか生存していなかったそうだ。
１９歳の夏休みに電話交換手のアルバイトをしたことを懐かしく思い出した。あの頃は、市外電話をかける時は電話局に申し込まなければならなかったのだ。「何番からおかけですか」「どちらへお繋ぎしますか」「京都のxxx番ですね。お繋ぎします」「はい、繋がりました。お話しください」と言って、タイマーのボタンを押す。「ただいまの通話は３分以内で３２０円（？）でした。ありがとうございました」
「気が紛れるかもしれない」と言ってKさんが、毎日新聞のクロスワード・パズルをスキャンして送って下さった。それがきっかけだった。
２回目からはネットに出ている問題を自分でプリントアウトしてやっている。１回目より２回目、２回目より３回目と回を重ねるごとに夢中になり、土曜日を心待ちにするほど。
何が面白いかと言うと、最初は難しそうでも縦と横の文字をヒントにして考えていくとだんだん出来ていくこと。どこかに眠っていた言葉が魔法のように出て来ること。
しかしいちばん楽しいのは、知らない言葉やうろ覚えの言葉を学ぶこと。４回目の今日は「騎虎」「寿老人」「三筆・三跡」を勉強した。無知だから楽しめる。
