見上げれば、ナニワノイバラ、野ばら、藤の花。上に横に伸び放題。緑面積は放任の極み。
見上げれば、ナニワノイバラ、野ばら、藤の花。上に横に伸び放題。緑面積は放任の極み。
同性愛を描いた映画を見るのは4本目かなぁ。男性同士の場合ばかり。この映画は私の番付けでは4本中の4位だ。
感動したのは「ミルク」、面白かったのは「ブロークバック・マウンテン」、美しかったのは「シングルマン」。どれも良かった。
私が同性愛のことを理解したのはオーストラリアに来てから。友人、同僚、生徒など、同性愛者たちを身近に知るようになってからだ。男性も女性も素敵で優しい人たちばかりなのは偶然だろうか。
同性の結婚を、オーストラリアも日本もまだ認めていない。
岩場の方へ行ってみる。何でもない石をよく見ると、貝が埋め込まれて石の一部になっている。ははーん、こうやって化石になるんだ。これはもう化石と呼んでもいいのかな。
オーストラリアは化石の宝庫なんだそうだ。いつだったか、日本から化石を買いに来た人のお手伝い(拙い通訳)をしたことがあった。「オーストラリアには珍しい化石があるんですよ。しかも安いんですよ。」と、その人は言っていた。大学の研究室や学校の理科室や収集家に売るために、大量の石ころ(化石)を買い付けていた。
クィーンズラントにある熱帯雨林、「エキドゥナ」や「カモノハシ」のように卵を産む哺乳類、カンガルーやポッサムなどの有袋類の動物、そういうのは、生きた化石なんだそうだ。
久しぶりに明るく晴れた午後。南へ35キロの、マスリン・ビーチまでドライブする。エクスプレス・ラインを走ると40分とかからない。
綺麗な海岸が3キロぐらい続いていて、その南側半分がヌーディスト・ビーチだ。春はまだ浅いのに、待ちきれずに裸で日光を楽しんでいる人たちが7−8人。シャツだけ着て下は裸(ボトムレス)の人もいる。波打ち際で遊んだり、散歩したり、寝そべったりしていて、さすがに泳いでいる人はいない。
気持ち良さそうで、ちょっと羨ましい。服を着ていることが何だかつまらなくなる。