いちにちじゅう本降りの雨。「ヒョウ」が、痺れるような力強い音を立てて、三度、激しく降った。
「ヒョウ」と「アラレ」の違いは大きさだけで、直径5ミリ以上はヒョウ、5ミリ以下はアラレだと書いてある。今日降ったのは「ヒョウ」だ。直径が5ミリより大きかったからではなく、気温が20度近い時に降ったのだから、うんと寒い時の「♫ 雪やこんこ、アラレやこんこ・・・」の「アラレ」では無い、と思う。(裏口に置いてあるマット。)
いちにちじゅう本降りの雨。「ヒョウ」が、痺れるような力強い音を立てて、三度、激しく降った。
「ヒョウ」と「アラレ」の違いは大きさだけで、直径5ミリ以上はヒョウ、5ミリ以下はアラレだと書いてある。今日降ったのは「ヒョウ」だ。直径が5ミリより大きかったからではなく、気温が20度近い時に降ったのだから、うんと寒い時の「♫ 雪やこんこ、アラレやこんこ・・・」の「アラレ」では無い、と思う。(裏口に置いてあるマット。)
コーヒーを飲む時に、甘いものがちょっと欲しい。チョコレートかビスケットか。
変わりばえのしない、いつものビスケットだけど、写真を撮った理由はピンクのアイシングだ。粉砂糖をレモン汁で溶かして、そこへビートルートの汁を少し加えた。どこかに書いてあるかもしれないけど、自分でフト思いついたのが嬉しかった。この次はケイルの緑を試してみよう。
綺麗な色の毛糸を見ると、これで自分のセーターが編めたらいいだろうなーと思う。思ってみるだけで出来ないのは分かっている。不器用だし辛抱強くコツコツやることは苦手だ。中学の家庭科の授業で靴下を編まされた時は家に持って帰って母に仕上げてもらった。
山の上のテニスクラブに、アンという84歳の素敵な女性がいて、「テニスの他にはどんなことをしているの?」と聞くと「タティング」というレース編みが好きだと言う。私は毛糸のマフラーさえ編めないわと言うと「教えてあげるから家にいらっしゃいよ。」と誘ってくれる。よく考えずに「ありがとう!嬉しいわ!」という言葉が口から出てしまって・・・翌日、ルバーブのパイを焼いて、アンの家を訪ねた。
そういう経緯で、襟巻きを編んでいる。編むのが苦痛かというと、驚いたことにそうでもない。むしろ気持ちが落ち着く。
そのうえ、編みものをしながらユーチューブで短編小説の朗読をしみじみと聴いている。誰かが朗読するのを聴くのは嫌いだったのに。
いったいどうしたんだろう?不思議、不思議。
「グーグル・ホーム・ミニ」は、息子夫婦から(一人暮らしの老母へ)のプレゼントだ。箱から出してセットして台所のカウンターの上に置いて行ってくれた。
「ねえグーグル、疲れたわ。」「あまり頑張りすぎないでください。」だったり、「こんな時、手料理のご馳走を作ってあげたりマッサージをしたりしてあげられるといいのですが、ちょっと難しいので、あなたがすこしでも元気になれるように何か私に出来ることがありますか。」だったりする。少なくとも5−6通りの返事が用意してあるみたいだ。
優しいのね・・・あなたは誰?
時計回りにレモンから、ビートルート、ピーマン、フェネル、スイート・チリ、アボカド、赤玉ねぎ。真ん中にある丸いものは食べられないけど、話しかけると小さな4つのランプが点いて話をする。
「クラップハムの今日の予想最高気温は21度、最低気温13度、おおむね晴れです。現在の気温は18度です。」
「ホンジュラスの人口は2017年の段階で、926.5万人です。」
「すみません、お役に立てそうにありません。もっとがんばります。」
「ユーチューブ・ミュージックから、ブラームス、バイオリンソナタ1番です。」と、音楽が流れてくる。
ひゃー!すごい!あなたはいったい誰?
庭の野菜でサラダを作るという夢が捨て切れない。問題は特にこの季節のポッサムだ。ポッサムさえ避けられればいいのだ。
ニンニクでスプレー液を作って定期的に野菜にかけるとか、匂いの強い肥料をやるとか、夜でも光る猫やフクロウの置物を置くとか、インターネットにはいろいろな対策が出ているけど、網を掛けるのが手っ取り早くて確実なようだ。
それで四隅に立てる杭とネットを買ってきて、畑全体を覆ってみる。これでポッサムに食べられる心配は無いはず。とにかくこの2晩は無事だった。
しかしあまりにも目立って醜い。仕事部屋からも見える。緑面積の雰囲気が台無しだ。(ボロ家にだって緑面積にだってそれなりの雰囲気というものがあるのだ。)
昼間に網を見たくなければ、朝と夕方に網を掛けたり外したりしなければならない。何でも三日坊主の私にそんなことが出来るだろうか。出来るはずがない。