朝の散歩

On 2020/03/31, in その他, by evermidori
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ユーカリの林を歩く・・・縞々の光の中を歩く・・・タッタッタッタ・・・空気はひんやり、葉っぱは露に濡れている。

木管楽器のような澄んだ声はマグパイ・ラークだ・・・タッタッタッタッタッタッタ・・・キーッと横切って飛ぶのはレインボー・ロリキート。

タッタッタッタ、タッタッタッタ、タッタッタッタッタッタッタッタ・・・白い雲が私を見ている・・・タッタッタッタ・・

気持ち良く歩いて、駐車場に戻ろうとすると・・ありゃーっ!通せんぼ !

 

早めの冬支度

On 2020/03/27, in その他, by evermidori
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入り口で車の重さを計ってもらって、手袋をして、一個ずつ二個ずつ拾ってはブーツに入れる。やっと一杯になったらもういちど車の重さを計る。薪は120キロ(49ドル)あった。

家に帰ると、また一個ずつ二個ずつ抱えて、玄関の階段を4段上がって、ポーチに積み上げる。ちょっと汗ばむ労働が気持ち良いので、もう一度買いに行った。

「レッド・ガム」と呼ばれるユーカリは、40メートルにもなる大きな木で、どこにでも見られる。硬くて重たくて熱効率が良い。

コロナウィルスのため、映画館も図書館も美術館もプールも閉まっている。とうとうテニスクラブも閉まってしまった。今年の冬は長そうだ・・・。

 

秋の色

On 2020/03/26, in その他, by evermidori
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我が小さな「緑面積」にも、小さな秋が来ている。葡萄の葉が黄ばんで、秋明菊の蕾が膨らんでいる。陽の光も空気もサラサラと澄んでいる。

でももっと確かな、鮮やかな、秋の色が見たいという気持ちが、夕方になって我慢できないほどに込み上げてきた。。ベレア公園は常緑のユーカリばかりだからダメだ。マウントロフティー植物園まで行かなくちゃダメだ。今から行けば門が閉まる前に1時間近くは歩ける。2分で用意して車に飛び乗る。

あー、いいなぁ、綺麗だなぁ・・・・期待した通りの秋の色を、一時間たっぷり眺めてきた。

 

パサディナ・フードランド

On 2020/03/17, in その他, by evermidori
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このスーパマーケットまで車で5分で行けるのは、本当にラッキーだ。「パサディナ・フードランド」がどんなに気に入っているかは、またいつか書きたい。

今日は、トイレットペーパーが一個も無い棚に花が置いてあって、「一輪お取りください。」と書いてある。バラを一輪、ガーベラも一輪、嬉しく頂いてきた。

「一人当たり4パックまで」というのではなく、「ご家庭で必要な分だけを、お買い求めください」と書いてあるのも、いいなぁと思った。

 

マーキュリー・シネマ

On 2020/03/14, in 映画, by evermidori
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スカートに運動靴、ナップサックを背負って(このスタイルが大好き)家から駅まで7分歩く。アデレードまで17分の電車はシニア・パスで無料。映画館までまた7分歩く。

この「マーキュリー・シネマ」では「世界の良い映画」を日替わりで見せていて、火金日曜日の昼間はシニアが多く、コーヒーとビスケットのサービスもある。(夜の部にはまだ行ったことがない。別の企画で違う映画が上映されている。)

昨日は「ユーリ:カルロス・アコスタ」を見た。アコスタはキューバのダンサーだ。子役が上手で可愛くて、アコスタのダンスは息をのむほど美しい。

映画が始まる前に、支配人のような女性が現れて、「(コロナウィルスで)いろいろなイベントが中止されているけど、この映画館も閉館したほうがいいだろうか。皆さんの考えを聞かせて欲しい」と言うのだ。場内はちょっとしたディベートのようになったけど、今は閉館しないで様子を見てまた検討すればいいという意見に拍手で纏まった。利用者の意見を聞いてみる、といういのが良いなと思った。

 

嘘〜、本当!

On 2020/03/05, in その他, by evermidori
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コロナウィルスのせいで「トイレットペーパー、ティッシュペパー、手の消毒液などが売り切れ」だとニュースで言っていた。まさか。

半信半疑で2つのスーパーに行ってみた。あららら、嘘、本当!「お一人さま4パックまで」と書いてあるけど、4パックどころか1個も無い!こんな光景を見たのは初めてだ。

日本では、テレビ番組で「寒天が体に良い」というと次の日にはスーパーから寒天が売り切れると聞いた。こういうことがアデレードでも起こるんだ!しかし、なぜトイレットペーパーなのかしら?


 

高価な無花果

On 2020/03/04, in 食べ物, by evermidori
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「良き友」が、庭で採れた無花果を2種類持って来てくれた。お店で買うと高いのだ!贅沢に、半個ずつ使ってタルトを焼いた。

 

2月に見た7本の映画はどれも4つ星。でも『ビリー・エリオット』だけは、星4つ半あげてもいい。

イギリス北部の炭鉱町で、長期の過激なストライキを頑張っている父親と兄。11歳の息子が(ボクシングではなく)バレーに夢中になっているのを知って父親は失望し激怒する。でもビリーは諦めない。

ダンスへの情熱と父親への反発、親子の断絶、内緒で個人レッスンをしてくれるバレー教師、認知症の祖母の愛、亡くなった母親の「存在」、ビリーを密かに愛している少年。

ついに目が覚めてビリーに理解を示す父親は、お金を工面するためスト破りをしようとする。それを必死に阻止する兄の信念と愛。

ビリーはロンドンのダンス・アカデミーに合格して、もちろん有名なバレーダンサーとなって成功する。

「いやー映画って、本当にいいものですね!」と言いたくなる映画。