小枝を拾う

On 2022/07/26, in , by evermidori
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お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に。洗濯も芝刈りもやるお婆さんは忙しい。乾いた洗濯物を取り入れて、晩ご飯の支度をして、暗くなる前にもうひと仕事。庭に落ちている小枝を拾い集める。暖炉を焚く時の焚き付けだ。

ところで「山へ芝刈りに」って・・・・・分かった、「柴刈り」だ!

 

山歩き 山火事

On 2022/07/24, in その他, by evermidori
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アリソンから「今日、ハイキングに行かない?」という突然のお誘い。特に予定は入っていないし、久しぶりだし、彼女は山歩きのベテランだし、喜んで出かける。軽く1時間ぐらいのつもりが、結局3時間歩いて草臥れた。テニスの動きと坂道を歩くのでは疲れ方が違うのだ。

山を降りたところの家々に「Climate Action Now」という目立つポスターが出してある。森のような環境の中に住むのは素敵だと思うけど、山火事の危険に晒されているのだ。

      
 

朋あり遠方より来たる

On 2022/07/23, in その他, by evermidori
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由利子さんはずっと前はアデレードに住んでいた。でもほとんど知り合わないうちにクイーンズランド大学に就職が決まって引っ越して行った。36年ぐらい前のこと。その後、クイーンズランドで1度、アデレードでも1度会って、今日が3度め。スカイプで2、3回話をしている。たったそれだけのお付き合いだけど、迷うことなく「心の友」と言える人だ。

(私に会いに来てくれたわけではなく)研究会でアデレードに行くから会いたいと言ってきたのだ。楽しみに待っていた。モーニングティーとお昼ご飯を一緒に食べて、3時の飛行機に間に合うように空港まで送って行った。わずか4時間ぐらいだったけれど、じゅうぶんに嬉しかった。

私が抱えているのは、彼女のパートナーのテリーさんの木工作品。クイーンズランドのお宅にお邪魔した時に、「一目惚れした!」と言ったら、そのうち送ってきた。ずっと大事にしている。

 

戦争は知らない

On 2022/07/21, in その他, by evermidori
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寺山修司の作詞で、もっと良い歌があった。

「野に咲く花の 名前は知らない だけど野に咲く 花が好き・・・」

カルメン・マキが歌い、それから森山良子、ザ・フォーク・クルセダース、南こうせつ、加藤登紀子なども歌っている。カルメン・マキの素直な歌い方と伸びやかな声が好きだ。

 

寺山修司

On 2022/07/21, in , by evermidori
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『寺山修司少女詩集』を持っていた。林静一のカバーが127ページのところで折り返してある。そこまでは読んでいたんだ。でも何も覚えていないから読まなかったと同じ。これから読んでみよう。

50年も前に口ずさんでいた懐かしい歌。それが寺山修司の歌(作詞)だと知ったのは、今日のこと。

 

寺山修司編著『日本童謡集』

On 2022/07/21, in , by evermidori
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小学校の授業はいつも、歌で始まって歌で終わった。むかし話をする時にも、季節の行事をする時にも、日本語劇をする時にも歌を歌った。生徒たちは歌いながら言葉を覚えた。

この本の中から選んだのは、「海」「うさぎ」「うさぎとかめ」「かたつむり」「汽車」「お山の杉の子」「お正月」「さくらさくら」「シャボン玉」「茶つみ」「月」「てるてる坊主」「どんぐりころころ」「「七つの子」「春が来た」「「ふるさと」「ふたあつ」「むすんでひらいて」「桃太郎」「「雪」「夕焼け小焼け」など。楽譜をコピーして生徒たちのノートに私が貼り付けた。歌詞は黒板に書いて生徒たちが写した。(日本の音楽の教科書や「NHKみんなの歌」も利用した。)

この2、3日、この本に出ている他の歌をひとりで歌っている。「あざみの歌」「かなりや」「ゴンドラの歌」「浜千鳥」・・・・ちゃんと声を出して歌うと気持ちが良い。「まえがき」と「プロローグ 人と童謡の出会いを考える」を読む。

教材だったこの本は、自分のための本になった。

 

5種類の カレー

On 2022/07/18, in 食べ物, by evermidori
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好きな物を好きなだけお皿に取って、と言われて、5種類ぜんぶ食べてみた。ダールカレー、ラムカレー、茄子とレンティルのカレー、カリフラワーとカシューナッツとジャガイモのカレー、豆腐とホーレン草のカレー。

どれも、それぞれに美味しかった。辛く無いのにスパイスが利いていて味わいがある。ナーンも、チャツネも、ヨーグルトのサラダも、たいへんよく出来ていて感心する。

李駿がラムカレーを作り、杏吾が茄子とレンタルのカレーを作り・・・という具合に、家族4人が手分けして料理したようだ。秋晴れ一家は、みんな料理が上手だ。

   

 

オレンジピール

On 2022/07/18, in 食べ物, by evermidori
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いつものオレンジケーキを焼く。粉もバターも使わない。オレンジ2個をまるごと圧力釜で茹でて、ブレンダーにかけて、アーモンドミール250g、ベイキングパウダー小さじ2、グラニュー糖250g、卵6個をぜんぶ混ぜる。26センチのケーキ型に入れて、190度のオーブンで40〜45分ぐらい。

飾りを工夫してみた。まず、ごく細いオレンジピールを作る。シロップで煮て広げると、細いからすぐに乾く。

レモンアイシングをケーキの外側に塗って、チョコレートを溶かして真ん中にまるく広げる。乾かないうちにオレンジピールを散らす。オレンジとチョコレートは相性が良い。

 

 

沈丁花

On 2022/07/17, in その他, by evermidori
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私がプレゼントした小さな鉢植えが立派な木に育っているので、毎年、切って持ってきてくれる。美味しい白ワインと、裏山で拾い集めた小枝も大きなバケツにいっぱい持ってきてくれた。

寒い雨の夜、ワインを飲んで、ご馳走を食べて、暖炉の前でいっぱいお喋りしておおいに笑って、ぐっすり眠る。

目が覚めると、沈丁花が香っている。コーヒーを淹れて昨夜のケーキの残りを食べる。4枚の花びらは、「がく」なんだと今朝知った。今日も雨。

    
 

人間国宝

On 2022/07/15, in その他, by evermidori
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浄瑠璃の舞台が美しい。夕暮れの空の青さ。家々の障子。降りしきる雪。積もった雪。人形も綺麗だ。すらっとした八頭身の姿。着物、髪型、揺れるかんざし。人形遣いの、表情を崩さない真剣な顔もいい。

しかし何といっても感動するのは、魂を絞り出すようにして語る太夫の声と、力強い三味線の演奏だ。こういうのを「鳥肌が立つ」と言うのだろうか。竹本織太夫、竹本越路太夫、竹本文字太夫、鶴澤燕三、鶴澤清治、野澤錦糸。そのほとんどが人間国宝だ(だった)と聞いても驚かない。

映画『冥途の飛脚』を二度観て、三度目は画面を観ないで、聴いている・・・。