お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に。洗濯も芝刈りもやるお婆さんは忙しい。乾いた洗濯物を取り入れて、晩ご飯の支度をして、暗くなる前にもうひと仕事。庭に落ちている小枝を拾い集める。暖炉を焚く時の焚き付けだ。
ところで「山へ芝刈りに」って・・・・・分かった、「柴刈り」だ!
お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に。洗濯も芝刈りもやるお婆さんは忙しい。乾いた洗濯物を取り入れて、晩ご飯の支度をして、暗くなる前にもうひと仕事。庭に落ちている小枝を拾い集める。暖炉を焚く時の焚き付けだ。
ところで「山へ芝刈りに」って・・・・・分かった、「柴刈り」だ!
由利子さんはずっと前はアデレードに住んでいた。でもほとんど知り合わないうちにクイーンズランド大学に就職が決まって引っ越して行った。36年ぐらい前のこと。その後、クイーンズランドで1度、アデレードでも1度会って、今日が3度め。スカイプで2、3回話をしている。たったそれだけのお付き合いだけど、迷うことなく「心の友」と言える人だ。
(私に会いに来てくれたわけではなく)研究会でアデレードに行くから会いたいと言ってきたのだ。楽しみに待っていた。モーニングティーとお昼ご飯を一緒に食べて、3時の飛行機に間に合うように空港まで送って行った。わずか4時間ぐらいだったけれど、じゅうぶんに嬉しかった。
私が抱えているのは、彼女のパートナーのテリーさんの木工作品。クイーンズランドのお宅にお邪魔した時に、「一目惚れした!」と言ったら、そのうち送ってきた。ずっと大事にしている。
小学校の授業はいつも、歌で始まって歌で終わった。むかし話をする時にも、季節の行事をする時にも、日本語劇をする時にも歌を歌った。生徒たちは歌いながら言葉を覚えた。
この本の中から選んだのは、「海」「うさぎ」「うさぎとかめ」「かたつむり」「汽車」「お山の杉の子」「お正月」「さくらさくら」「シャボン玉」「茶つみ」「月」「てるてる坊主」「どんぐりころころ」「「七つの子」「春が来た」「「ふるさと」「ふたあつ」「むすんでひらいて」「桃太郎」「「雪」「夕焼け小焼け」など。楽譜をコピーして生徒たちのノートに私が貼り付けた。歌詞は黒板に書いて生徒たちが写した。(日本の音楽の教科書や「NHKみんなの歌」も利用した。)
この2、3日、この本に出ている他の歌をひとりで歌っている。「あざみの歌」「かなりや」「ゴンドラの歌」「浜千鳥」・・・・ちゃんと声を出して歌うと気持ちが良い。「まえがき」と「プロローグ 人と童謡の出会いを考える」を読む。
教材だったこの本は、自分のための本になった。