自宅隔離

On 2022/05/28, in その他, by evermidori
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30人ほどがレストランに集まった。ダフネの90歳の誕生祝いだった。アリソンは自分がコロナにかかっていることを知らずに参加して、私を含め8人に感染させてしまった。そのことが判ったのは数日経ってから。

感染したとはつゆ知らず、私は次の日にテニスをして、土曜日には友人が家に来てお茶を飲み、日曜日には別の友人の家に行ってお茶を飲み、夜はレストランで家族と食事をした。(その間、念の為、RATテストを2度やったけど2度とも陰性だった。)

私と「濃厚接触」した人たちが一人も感染しなかったのは、奇跡のようなものだった。神様から私への「ご褒美」だったと思っている。

というわけで、今はまだ、自宅隔離中。症状はゼロに近いけど「養生」している・・・・庭を眺め、見回り、音楽を聴いて、本を読んで、手紙を書いて、ケーキを焼いて、夜は暖炉を焚いて・・・贅沢な「養生」だ。勿体なくて片付けなどやる気にならない。

雨がしとしと降ったり、止んだり、突然に日が差したり、まだ降ったりして・・・一日じゅう見飽きない。ザーッと降ってくると聴いている音楽を止めて、雨の音を聴く。










 

フィンガーライムに ひと目惚れ

On 2022/05/26, in 食べ物, by evermidori
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魚料理に使われていた「フィンガーライム」を、メニューと一緒にお土産に頂いた。

縦に包丁を入れた途端、シュワッと香りが飛び散る。薄いピンクの粒々を口に入れるとプチプチの食感と酸っぱさと甘さと香り。「ま〜さん!」

遠い昔から、アボリジニの人たちの食糧だったそうだ。ニューサウスウェイルズ州とクイーンランド州にまたがる「原生雨林」が原生地。木は2−7メートルの高さで、蔓のように伸びる枝には棘があるそうだ。4cmから7cmの細長い実は、ピンクだけでなく緑も白も紫もある。2012年頃からアメリカで売られ始め、今は日本にも紹介されている。

 
 
木の写真はネットから借用
  

 

魚料理 7品

On 2022/05/23, in 食べ物, by evermidori
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メニューはシェフにお任せ。魚料理は7品。どれも珍しくて、工夫されていて、美味しかった。ヒントもいろいろ貰った。

キングフィッシュ(ブリ)の肝で作ったパテ。よっぽど新鮮なもので作ったに違いない。トルコパンもなかなか美味しい。

味わいのある海老のマリネ。ディルの他「フィンガーライム」の粒々が少し混ぜてあるのでプチプチ感と柑橘の味と香りがする。

19日間、生干しにしたキングフィッシュ(ぶり)に、トマトと蜂蜜とチキンのソースを塗ってある。

ごくごく軽いライスクラッカーも自作のものに違いない。クラッカーに載せて食べる。

キンキンに冷やした生牡蠣を、「フィンガーライム」と塩で。どちらも良い。

フラットヘッド(こち)のカマを炭火で焼いて、蜂蜜を使ったソースで。フォークとナイフを途中で諦めて手でむしって食べる。

イカの足の唐揚げ。チリも塩も、私にはわずかに辛過ぎた。

小さな鮑が数個。ソースはレモンマーマレードと鮮やかな黄色のポレンタ。昆布バターが垂らしてある。

 

サスティナブル・魚レストラン

On 2022/05/23, in 食べ物, by evermidori
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誕生日祝いに、秋ちゃんと晴代さんがご馳走してくれた。

丘陵地帯にあるいくつかの街の中でも、スターリングはオシャレだ。素敵なお店が多いし、今の季節は街並みの紅葉がとくべつに美しい。月に一回開かれるマーケットも素晴らしい。

表通りに面して ”Angler”という「サスティナブル魚屋・兼・レストラン」があって、近海で捕れた安全な魚と地域で採れる野菜だけを使っているということ。もちろん行ったことはなかった。

外の景色を眺めながら美味しい料理を食べているうちに、幸せな誕生日が暮れて行った。

 
 

 

知足

On 2022/05/21, in その他, by evermidori
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切り花は高いから買わない。緑面積にある花で充分。花が無い今の季節でも買わない。花が散って小さい坊主になった秋明菊、剪定した蔦や木の枝、羊歯類、ハーブ類、枯れた紫陽花・・・あるもので充分。
 
 
 

    

 

加藤登紀子

On 2022/05/18, in その他, by evermidori
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加藤登紀子の歌は、デビュー2曲目の「赤い風船」からずっと大好きだった。「灰色の瞳」「朝の食事」「少年は街を出る」「雨上がり」「この世に生まれてきたら」「コンドルは飛んでいく」「愛の暮らし」・・・繰り返し繰り返しレコードを聴いた。コンサートにも何度か出掛けて行った。でも38年前に日本を離れてからは「100万本の薔薇」ぐらいしか知らない。

 

 

 

NHKの「視点・論点」でウクライナ戦争のことを彼女が話しているのを見てびっくりした。わあ、今も元気で活躍しているんだ。

「100万本の薔薇」と、最近作ったという「声をあげて泣いてもいいですか」を歌ってくれた。でも、ううっ、声が、違っている。・・・ちょっとショックだったけれど、納得。

 

 

「100万本の薔薇」は、もともとはラトビアの歌謡曲で、歌の内容は「大国に翻弄されるラトビアの運命を歌ったもの」だって。ソ連の詩人が(実在のジョージアの画家の恋物語を)詩に書いて、それをアーラ・プガチョアという歌手が歌ってヒットしたのだそうだ。他にもいろいろな人が歌っているなんて知らなかった。

 

貰った花

On 2022/05/18, in , by evermidori
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あれ!「ドッグベイン」と「ミニ・アイリス」が咲いている!さっそく写真を撮って、苗をくれたキャロリンとエリカに送る。

自分で買った苗は、枯らしても「残念」で済むけれど、友達の庭から分けて貰ったものだとちょっと責任を感じる。枯れずに一年が経ってまた花が咲くとホッとする。

ドッグベインはミントの一種で、花も葉っぱも匂いが強烈だ。嫌いだと言う人が多いけど私は気にならない、と言うより好きだ。ドクダミの匂いなんかも大好き。

 

日没前の散歩

On 2022/05/17, in その他, by evermidori
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今日もべレア公園を歩く。一日の最後の日差しを受けて虹がかかっている。小さな水溜りにユーカリの木が写っている。どちらも束の間の命。もうすぐ日が暮れる。

 
 
 
 
 

 

ヴォイカ

On 2022/05/16, in その他, by evermidori
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カンガルーに出会って、それから昔の生徒のヴォイカに出合った。声を掛けられてもすぐには分からなかったけど、まもなく思い出した。6年生の終わりに他の学校へ転校している。(写真の左端が6年生のヴォイカ)

今は30歳。フリンダース大学病院で小児科の看護婦さんをしているという。(写真の右端の)イモジェンとは今も仲良しで、パートナーのお兄さんを彼女に紹介しようと思っているとか。話を聞いているだけで幸せな気持ちになった。

その幸せのお裾分けを、その時の担任の先生に写真付きで送った。

 

体力の衰え

On 2022/05/15, in その他, by evermidori
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ぎっくり腰で1ヶ月近く運動をしなかったから、体力が落ちているのは分かっていたけど、しかし衰えは思った以上に深刻だ。

夕方またベレア国立公園を歩いた。坂道とも言えないくらいのなだらかな傾斜でも、それが300メートルも続くと息切れがする。以前は歩いたり走ったりしながら30分で回った4キロのコースが、今日はきっかり1時間かかった。テニスは5セットでも6セットでも出来たのに、昨日は3セットで草臥れて足が動かなかった。

「1ヶ月休んだら(筋肉の衰えを)取り戻すのに3ヶ月以上かかる」というのは本当だと思う。筋肉だけでなく心肺機能も。

振り向けば日没・・・!