林檎とプルーンをぜーんぶ(ポッサムと鳥に)食べられたと思ったら、今度は葡萄が無惨にやられた!
みごとな房を写真に撮ってから、もうちょっと甘くなってから、と、3ー4日油断したのがこんな結果に!あーあ、取り返しがつかない。綺麗な粒だけをジュースにするしか無い。泣きたい気持。
林檎とプルーンをぜーんぶ(ポッサムと鳥に)食べられたと思ったら、今度は葡萄が無惨にやられた!
みごとな房を写真に撮ってから、もうちょっと甘くなってから、と、3ー4日油断したのがこんな結果に!あーあ、取り返しがつかない。綺麗な粒だけをジュースにするしか無い。泣きたい気持。
写真の中に隠れているものは何でしょう。見えたかしら?
枝をがっちり摑んで逆さまにぶら下がっているのはレインボーロリキート(インコ)。よく学校の子供達がこんなふうに鉄棒にぶら下がって遊んでいるけど、インコは遊んでいるわけではない。
プルーンがちょうど美味しくなる頃に留守をしたので、今年は見事に全部食べられてしまった。一個ずつをちゃんと食べるんじゃなくて、全部を食べかけておいて、朝な夕なに残った果肉を食べに来る。乾いて干し葡萄みたいになって甘そうだ。
「ルアック・コーヒー」なんて聞いたことも無かったけど、今は知っている。インドネシアやフィリピンの野生のジャコウ猫が、完熟したコーヒーの果実を好んで食べ、消化しない種を糞と一緒に散撒くのだそうだ。その糞を集めて混ざっているコーヒー豆を取り出して綺麗に洗ったものが「ルアック・コーヒー」。腸内の酵素で独特の香りが生まれるのだとか。珍しいから高価で、Wikipediaによると100グラムで9000円もするらしい。
お客さんが、金沢大学の「コーヒー博士」に頂いたというものを持って来て下さった。どれどれ、ものは試し。ジャコウ猫の糞から取り出して洗って浅めに焙煎したというコーヒー豆を、神妙に挽いて、淹れて、そして飲んで見る・・・うん、とても美味しいコーヒーだ。美味しいことは間違いない。しかし?????
新しい場所に引っ越した「山種美術館」と、高山辰雄の展示を見に行った。JR恵比寿駅から10分。
屏風折りのようなデザインの建物も、受付とカフェが一緒になっているスペースも、それほど感動しなかったのは期待が大き過ぎたのかしら。高山辰雄の作品が少なかったのもちょっと残念。
なぜか「絵の題」が気になって、ひとつひとつ意識して眺めたり読んだりした。難しくて読めなかったりもするけれど、なかなか素敵な題が付けられていると感心した。例えば、奥田元宋「山澗雨趣」「玄漠」「湖畔春耀」、佐藤太清「清韻」、橋本明治「月庭」、加藤栄三「流離の灯」、川合玉堂「山雨一過」などなど。題も含めて、日本画は美しいと思う。