べレア公園で見た珍しい鳥。カラスよりずっと大きくて尻尾の一部が黄色い。調べた結果、その通りの名前で「Yellow tailed  black kockatoo キイロオクロオウム」だった。飛んでいる姿は大きくてたいそう立派だ。

もう１羽は池で見かけた。じーっとしていつまでも動かないので、ついに飛んでいる姿を見ることが出来なかった。Google lens でも名前が分からなかったけど、鳥博士のジェレミーに写真を送るとすぐに「Black Common Cormorant（クロカワウ）」だと返事をくれた。

べレア国立公園は、行っても行っても飽きない。

べレア公園を朝の８時から歩く。真夏でも朝の空気は透き通っていて清々しい。

「ウォーターフォール・ハイク」というコースが好きな理由は、登りがあったり下りがあったり崖っぷちの道があったりで変化に富んでいて、道幅が細いこと。ループ状になっていているそのコースまでに少し歩くので、散歩は１０km ほど。

べレア国立公園はブラックベリーの宝庫だ。至ることろに群生している。棘が鋭くて茂みに入ることは出来ないけど、ハイキングコースから届くところにも沢山ある。

ガリっと噛むと硬い種が歯に挟まってしまうから、適当に果肉とジュースを味わったら噛まずに飲み込む。新鮮で甘くて止められない。次第に指先が紫に染まる。

ギーっという声がする。見上げると高いところでインコが食べている。茂みから１０羽ぐらいがいっせいに飛び立つこともある。決まってインコだ。他の鳥は食べないのかしら？？

咲き残ったアザミの花に蝶々が飛んできた。蜜を吸いながら羽を広げたり閉じたりしている。呼吸しているみたい。

ズームで写真を撮る。いつも持ち歩いているソニーのデジタルカメラ（DSC-WX350) は３台目。

蝶々の名前は Monarch butterfly （オオカバマダラ）だ。日本には住んでいないようだけど、この辺りではイヤというほど飛んでいる。カナダから南米まで４８００km も移動して越冬するとか。

今朝テニスに行くとすぐに、ヤオピン（ 耀平 ）が「ハッピーニューイヤー！」と声をかけてきた。旧正月は自分の暮らしには関係無いことなので、ちょっと驚いた。昨日の大晦日は家族が集まってご馳走を食べたと言っていた。そういえば中国では大晦日に（年越し蕎麦じゃなくて）水餃子を食べると聞いたことがある。

２月４日は「立春」で、２月１０日は「新春」で、ちょっとややこしいけど、とにかく今は春なんだ。（オーストラリアでは夏の終わり。）