無為庵から舗装道路に出るまでの細い道にある、ヤマザクラが今日の暖かさで咲いた。
綺麗だあ・・・緑の葉っぱがあるから白い花がなおさら綺麗だ。
ソメイヨシノが主流になるのは明治以降だそうで、有名な吉野の桜も8割がヤマザクラだそうだ。
広げると1メートルぐらいもある。量もたっぷり。さっそく茎と葉に分けて、熱湯にくぐらせる。綺麗な緑色!春の色!
茂原市の緑ヶ丘公民館の会議室を借りて、月に1回、「知のネットワーク勉強会」というのが開かれている。この地域に住んでいる退職した人たちが頼まれてボランティア講師になって、それぞれの専門知識や経験を皆んなに話してくれる。そういう勉強会が去年の8月に始まって・・・・トピックはいろいろ。12月は「馬頭観音のこと」、1月は「AIのこと」、2月は「半導体のこと」だったそうだ。
3月の「中央アジアのこと」を勉強する会に参加した。地理から歴史から政治から、いろいろな経験を盛り込んだお話と質疑応答で、あっという間の2時間だった。中央アジアのことなど考えたことも無かったし知識はゼロだったけど、たいへん面白かった。4月は私も知っているパティシエの尚さんが「お菓子作りのこと」話してくださる予定だそうだ。
雑木林のところどころに花の咲く木が植えてあるのが、良いなあと思う。
日向みずきの花びらの重なりあった形と、少し透き通ったような色と、ぶら下がった咲き方が可愛らしくて面白い。
沈丁花は赤いのも白いのも、近づくだけでとハッとするほど匂ってくる。茶室では使えないそうだ。ほのかなお茶の香りを味わうのに妨げになるからだとか。ではどうして香を焚くのかしら?
早く起きて、ぼた餅(牡丹餅)を作った。お母さんの作るぼた餅は大きかったなあ。一個で「どっけり」したけど、懐かしい。
その辺りがパーッと明るい。クロモジ(黒文字)の花が満開だ。
傍には木瓜の蕾が膨らんでいる。梢の小さな芽も、お月さまも、膨らみ始めている。