しおれた花

On 2018/03/30, in その他, by evermidori
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トイレに飾ったトルコキキョウは、小さくしぼんで半ば乾いている。その風情が、横にある「はかない」 というパステル画にも壁のひび割れにも似合っているから、もう暫くこのままにしておこう。

洗面所の百日草は、枯れてうな垂れてカビさえ生えているのに、それでもまだ捨てられない。なぜだろう?こんなことは今まで無かった。

老いた自分の姿を見るようだから?それもあるけど、しおれた花にも美しさがあると気付いたから。

花の気持ちは分からない。早く捨てて欲しいかもしれない・・・。

 

 

這いつくばると

On 2018/03/29, in , by evermidori
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しゃがんで、膝をついて、手をついて、はびこった雑草を抜く。絡まったツタを切る。積もった枯葉や枯れ枝を取り除く。

すると、あら、(群れから遠く離れて)こんなところにオレガノが!春の球根がもう芽を出している!

2時間ぐらい頑張ると背中が痛くなる。腰も疲れて危うくなる。無理はしない。「じゃあまた明日」、と散水装置のスイッチを入れて家に入る。

 

秋明菊

On 2018/03/29, in , by evermidori
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3ヶ月も留守にした「緑面積」は、雑草も芝生もツタも灌木も伸び放題茂り放題で、酷いものだ。放っとくわけにもいかないけど、どこから手をつけたらいいのか・・・ああ、あーあ。

二週間以上も待っていると「その時」が来た。「よし、自分でやろう!」という気持ちが湧いてきた。

庭の端から始めて順々に、這いつくばり、脚立に乗り、剪定鋏を使い、刈り込み鋏を使い・・・遅々として進まないけど、気持ちがいい。

まるでご褒美のように、秋明菊が咲き出した。秋咲きの紫サルビアも。

 

鯛の塩釜焼き

On 2018/03/24, in 食べ物, by evermidori
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「よかったら今夜、ご飯を食べに来ませんか。和食ですけど。」というお嫁さんからの電話。もちろん喜んで出かける。初めて目にする「鯛の塩釜焼き」というのが出てきた。今夜の料理長は杏吾ちゃん。

鯛のお腹に昆布を詰めて、鯛の下にも昆布を敷いて、卵白4個と塩1キロを混ぜたもので鯛をすっぽり包んで200度のオーブンで30分焼く、そうだ。

焼きあがるとすぐにテーブルに出され、甲羅のような厚い塩が割られると、少しずつ姿を現した鯛は立派で良い香りで、食べてみると、ほどよい塩味でジューシーで、美味し〜い!

他にもサーモンの唐揚げ、魚のアラのスープと魚づくし。和風のサラダも美味しかった。デザートは冷たいお汁粉と白玉団子。杏吾ちゃん、ごちそうさま!

 

ありがとう、イングリッド

On 2018/03/13, in その他, by evermidori
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お土産の和菓子を持って行こうと思って電話をしたけど、会えなかった・・・これからも会えない。

12月にお見舞いに行った時は(ルキミアで)弱くなってはおられたけれど、日本から帰ったらまた会えると思っていた。

スカートの作り方を教えてもらうという口実で時々遊びに行って、お喋りしながら10枚ぐらいのスカートを縫った。難しいところは「親切に」やってくれたから、いつまでたっても私は覚えなかったけど、イングリッドと過ごす時間は心地よかったし、スカートの数が増えるのは嬉しかった。

彼女の専門は「機織り」だ。ソファーの上のカラフルなクッションも水色のクッションも彼女が織ったものだ。庭に大きな物置のような仕事部屋を持っていて、大小の織り機や糸車や糸や試作品でいっぱいだった。でも背中が痛くてもう織ることが出来ないと言っていた。

イングリッドを偲んで、スカートを作ってみようかな。作り方をメモした黒いノートと、今も毎日履いているスカートと、静かな時間の思い出が残っている。ありがとう、イングリッド。


                 去年12月5日のイングリッドと ビル

 

  
 

さようなら、ブライアン

On 2018/03/09, in 学校, by evermidori
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ブライアンとマークがイギリス領事館で結婚したことを、一昨年5月にブログに書いた。

先週、そのブライアンが心筋梗塞で亡くなった。誰にとっても信じられないことで、あまりにも悲しい。

長い間ユリズミーを教えた先生で、どのユリズミストよりも優れていると私は思っていた。(「ユリズミー」というのは言葉や音楽を体で表現するシュタイナー独特のもの。)

ブライアンの子供達とマークを中心に200人ぐらいの人たちが一堂に会した。話したい人が次々に立って思い出を語り、ピアノの演奏や歌や詩の朗読もあり、泣いたり笑ったりの温かい集まりだった。

職員室でよく話したわね・・・・一人一人の生徒をよく見ているのに驚かされたわ。私が退職する時の、あの素晴らしいスピーチをありがとう。一年後にあなたもまた学校を去るなんて、想像もしなかった。

  

 

レンズ豆のパイ

On 2018/03/08, in 食べ物, by evermidori
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これはとても美味しかった。さすがお料理上手な朝子ちゃん。(2泊3日でアデレードに来てくれた。)

 

1)野菜のスープストックを作る。フランスのレンズ豆をスープストックで茹でる。

2)ガーリック、玉ねぎ、人参を炒める。マッシュルーム、赤ピーマン、ズッキーニ、堅い豆腐を炒める。

3)クミン、パプリカ、ローズマリー、タイム、トマトペースト、塩で味付けをする。

4)レンズ豆を混ぜ入れて、最後にコリアンダーを入れる。フィロに包んでオーブンで30分焼く。

 

 

 

夏野菜

On 2018/03/07, in 食べ物, by evermidori
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オーストラリアに帰ってくると、夏の野菜と果物が豊富で嬉しい。いちじく、ブルーベリー、梨、ルビー・グレープフルーツ、カリフラワー、コリアンダー、アボカド etc.

 

 

 

タラの芽の天ぷら

On 2018/03/06, in 食べ物, by evermidori
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3ヶ月の休暇が終わって日本を出る日、ボケの花と沈丁花の花が咲き出した。クロモジは今にも咲きそうだし雪柳の芽吹きが美しい。これからが春本番だ。

直売所にタラの芽が出ていた。雪子さんが大急ぎで天ぷらにしてくれた。

 

 

ヤマガラ

On 2018/03/04, in その他, by evermidori
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ヤマガラが来た。帰る前に会えて良かった。シジュウカラと交代にテーブルに来て餌を食べている。お互いに近くの枝で順番を待っているようだ。