グリーントマトのチャツネ

On 2023/05/30, in 食べ物, by evermidori
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ピーターさんに、グリーン・ミニトマトを頂いた。なんて綺麗な色だろう!寒くなったから畑ではもう熟れないのだそうだ。計ってみると1キロ近い。嬉しく、さっそく、チャツネを作る。

トマトを半分に切って、林檎、玉ねぎ、干し葡萄、カシューナッツを適当に。ニンニク、生姜も適当に。黄色いマスタードシード、シナモン、ナツメッグ、クローヴ、チリを適当に。ブラウンシュガー、林檎酢も適当に。ぜんぶ混ぜ入れて、ゆっくり1時間ぐらい煮る。

コッテリと煮詰まったら瓶詰めにする。出来立ての温かいのを、軽く焼いたライ麦パンに載せて食べる。美味し〜い!

これから簡単なラベルを作って、ひと瓶をピーターさんに届けよう。

 

 

小雨の中を歩く

On 2023/05/27, in その他, by evermidori
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秋が深まるにつれて雨の日が多くなる。夏の暑さに枯れ果てていた大地が雨を吸って、見る見る緑を取り戻す。小雨に濡れながらべレア国立公園を散歩する。ユーカリの匂いが素敵だ。

このぐらいの雨なら鳥たちは一向に気にしない。1時間歩いてすれ違った人は3人。鳥の数はその10倍ぐらい。色鮮やかな「ロゼーラ」、見るからに精悍な「レイヴン」、歌の上手な黒と白の「マグパイ」、他にも「マイナー」や「ハチドリ」。

「サン・デュー」と呼ばれるモーセン苔が、目を見張るほど生き生きとしていた。春になると小さい白い花を咲かせる。

 

 

八重のチューリップ

On 2023/05/21, in その他, by evermidori
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チューリップの鉢植えを貰った。「蕾の高さが短くて丸っこくて可愛いな」と思ったけれど、まさか「八重」とは知らなかった。

家に持って帰って眺めているうちに咲き始めた。おお、何と八重ではないか!名前は何だろう?ネットで探して、いちばん似ていると思ったのは「Rosy Diamond」だ。

若い頃は八重より一重の花の方が断然に好きだった。でも今は、椿でも、山吹でも、ドクダミでも、クチナシでも、そしチューリプでも、どちらもいいなー、と思う。

               (写真は机の上で咲いているのと、ネットに出ていたのもの。) 
 

洗濯石鹸、洗濯板

On 2023/05/21, in その他, by evermidori
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秋ちゃんが石鹸を作ったというだけでも感心するけど、この洗濯石鹸の洗浄力には驚いた!

毎日使って使って使ってグリルやオーブンの油汚れが染み込んだオーブンミトン(鍋つかみ)を、試しに洗ってみたら、魔法のように汚れが落ちて綺麗になった!麻でできた白い部分は真っ白に、模様の部分は鮮やかになった。

洗濯板を使ってタライで洗濯していた母を思い出す。洗濯板なんて今でもあるのかしらと思ってネットで探すと、あるある!楽天にもオーストラリアのアマゾンにも出ている。安いのは32ドルぐらいから、高いのは100ドル以上のものまで。竹で出来たものが多い。買うべきか買わざるべきか。

   

 

ハンドソープ

On 2023/05/17, in その他, by evermidori
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香りの良い石鹸が好きだけど、乾燥した夏には乾涸びる。液体石鹸を使ってみようかしらと思っていたら何というタイミング!秋ちゃんが作ってくれた!

(ラベンダー、カモミール、マンダリン、ヴァレリアンがミックスされた) 香りが素敵!色も綺麗!すっかり気に入って手を洗う度に嬉しくなる。

だいぶ前に作った版画を使って、小さなラベルを作ってみた。これでオリジナルなものにはなったけれど・・・・う〜ん、ちょっと市販のものみたいにも見えて、つまらないかなあ・・・・ラベルなんか無いほうがいいかなあ。そのほうが中身の良さが引き立つかなあ。


 
 

ダブル母の日

On 2023/05/15, in その他, by evermidori
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恒例になっている「ダブル母の日」には、秋ちゃんがベトナム料理を作ってくれた。「母の日なんて気にしないでいいわよ」と言いながら、祝ってくれると嬉しいし、祝ってくれなかったら寂しいだろうな・・・。

キノコのスープも魚の煮付け料理も、卵無しのシーフード・バインセオも、デザートの(表面をガスで焼いた抹茶入りクリームブリュレ)も美味しかった。美味しいものを作って貰うのは幸せ。

    

 

玉枝さん ありがとう!

On 2023/05/13, in その他, by evermidori
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「サヨナラだけが人生」なのだ。「花に嵐のたとえもある」のだ。

分かっていても、大事な人を突然に失う用意なんて出来ていない!青天の霹靂。癌が見つかって一ヶ月の命だった。狐につままれた思い。信じられない。

玉枝さんは山川君(中学のクラスメート)の奥さんだ。山川君を介して知り合って30年以上のお付き合い。日本に行ったら必ず会いに行き、彼女もまた、お弟子さんを引き連れて5回もアデレードにやって来て演奏してくれた。玉枝さんの「本物の」琴と三味線と唄には、何も知らない私でも胸を打たれた。賢くてチャーミングで気前が良くて優しくて・・・。

メソメソしていると玉枝さんの声が聞こえる。「緑さん、アデレードでの演奏は楽しかったわ。乾杯しましょう!」

  

 

レッド・キャップ・ガム

On 2023/05/10, in その他, by evermidori
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テニスコートの金網の向こうに、ユーカリの木。その高いところに、赤い花と黄色い花とが見える。

試合が終わってから近くに行って見ると、黄色いのが花で、赤いのは蕾が入っているコーン状のケースの「フタ」だった。赤いフタを押し上げて黄色い花が咲き出てくるのだ。花が大きく咲くにつれて、フタは押しのけられて、ついに落ちる。

1.5 〜 2 センチぐらいの、四角いボタンのような「フタ」を10個ばかり拾って帰る。落ちたばかりのものはまだ少し柔らかい。乾いたものはペットボトルの蓋よりも硬い。口金付きの絞り出し器で絞ったように、真ん中がこんもりと盛り上がっている。少しぐらい花びらが伸びてきてもフタは外れずに、花びらを守っているのだ。なるほどぉ。

ユーカリプタス・エリスロコリス(Eucalyptus erythrocorys)、俗名「レッド・キャップ・ガム」。ガムと呼ばれる木はぜんぶユーカリだけど、600種以上もあるユーカリの木の全部がガムではない。

 

ヘイキア(ピンクッション)

On 2023/05/07, in その他, by evermidori
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風邪を引いて家に篭っているので、ピンクッションの花を楽しんで眺めている。ユーカリの一種だ。

水曜日:二つ目の花はまだ小さい。「雄しべ」の一本一本は、ループ状になって奥に畳まれている。

金曜日:ループがゆるんで長く伸びてきた。数本だけひょろひょろと、もう真っ直ぐになったものもある。花の奥がかすかに赤みを帯びてきた。

土曜日:ループだった「雄しべ」は、ほとんどが真っ直ぐになった。しかしまだ弱々しく曲がっていてピンとしてはいない。

日曜日:ほとんどの雄しべが伸びて、花の大きさも隣の花と同じぐらいになった。中の色はまだ淡い

 

母子

On 2023/05/02, in その他, by evermidori
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久しぶりのべレア国立自然公園の夕暮れ時。歩いている小径から10メーロルほどのところに、探していた「ヘイキア」の花が見え、その手前にカンガルーの母子がいた。

赤ちゃんは、お母さんの袋の中に顔を突っ込んで、クッククッククッククックとお乳を飲んでいる。耳のあたりが微かにクックックと動いている。お母さんは周囲に注意を払いながらもじっと動かずに、赤ちゃんが好きなだけ飲むのに任せている。私の姿も目に入っているはずだけど安全だと判断しているようだ。

飲み疲れると赤ちゃんは、お母さんから離れて「ふーっ」とひと息入れる。お母さんはそのままの姿勢で立っている。立って待っている。赤ちゃんも私を見る。でもお母さんが「大丈夫」と言っているようだから(?)、安心してお乳に戻る。クッククッククック・・・

怖がらせないよう、邪魔をしないよう、私もそのままの姿勢で動かずに、授乳が終わるまで立っていた。子供にお乳を飲ませた昔々のことを思い出しながら。