ミッチャム図書館の会員になった。家から僅か2キロ 、車で4分、歩いても行ける。こじんまりしていて明るくて居心地が良い。隣は公園だ。この会員証で南オーストラリア州の公立図書館はどこでも利用できる。
ミッチャム図書館の会員になった。家から僅か2キロ 、車で4分、歩いても行ける。こじんまりしていて明るくて居心地が良い。隣は公園だ。この会員証で南オーストラリア州の公立図書館はどこでも利用できる。
ユーモアのある痛快な文章に引き込まれる。著名な人の作った俳句と素人のものを取り混ぜて名前を伏せて区別がつくかどうか同僚や学生に聞いてみたというのだ。その15句を私も読んでみたけれど、区別がつくつかない以前に俳句の意味も良さも分からない。どの句を読んでもほとんど感動しない。自分の理解力の無さと感性の乏しさを情けなく思うばかり。
「平生俳句をたしなまず、また作句の経験の皆無な私は、これを前にして、中学生のころ枚方へ菊見につれて行かれたときの印象を思い出す。あんどん作り、懸崖づくり等々、各流それどれ苦心はあったのだろうが・・・ただ退屈したばかりであった」
菊見の話には笑ってしまった。私にも同じ経験があるから。でも菊作りと俳句は違うのでは。
「菊作りを芸術ということは躊躇される。〈芸〉というがよい。しいて芸術の名を要求するならば、私は現代俳句を「第二芸術」と呼んで、他と区別するのがよいと思う。」「(現代俳句は)宗因にこそかえるべきである・・・〈古風当風中風、上手は上手下手は下手、いづれを是と弁えず、好いた事して遊ぶにはしかじ、夢幻の戯言なり。〉」
「短歌の運命」「良寛について」「ものいいについて」など他の短い文章も面白かった。
分からない俳句も解説を読むと少し分かる気がする。時々は良い句だとさえ思う。しかしたいていは(俳句そのものよりも)説明文のほうが私には面白い。
棘があるのは「ホース・チエスナッツ」だと植物園の人が教えてくれた。「西洋トチの実」「マロニエ」。
棘が無いのは別の木のものだけど、何だろう?西洋じゃないただの「トチの実」かしら?それともこれから棘が出るのかな?広がった5枚の葉も綺麗だ!また見に行こう。割れて栗色の実が出てくるだろうか。
エヴァンズ・ルックアウトからのハイキングコース(6キロちょっと、3時間ほど)は、岩場あり谷間あり水場あり滝あり、と変化に富んでいて楽しい。登り下りが激しくてちょっとハードだから達成感もある。
ひと休みすると、透き通った涼しい風を感じる。お握りが美味しい。林檎が甘い。お茶が熱い。至福の時!