スターリングのマーケット

On 2016/03/27, in その他, by evermidori
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街がオシャレだから、マーケットもちょっと素敵だ。

野菜や果物は少ないけど、パン、ケーキ、オリーブオイル、石鹸、蜂蜜、花、陶器、骨董、毛糸、アクセサリー・・・楽しい手作りのものがいろいろある。特に良いのは、いくつか出ている苗屋さんだ。安い。今ちょうど庭にはまっているところなので、花やハーブの苗をいろいろ買ってくる。

ひょっこり会った友人と、オーガニック・カフェでカプチーノを飲みながら「キャッチ・アップ」して楽しかった。

 

 

カリプソ

On 2016/03/26, in , by evermidori
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香りの良い小さい薔薇にひと目惚れ。カリプソという名前も気に入った。買って帰って日当たりの良い花壇に植えて、ウキウキと写真も撮った。蕾もたくさん付いているから楽しみ。

ところが、ああ、何たること!ひと晩で変わり果てたカリプソの姿や無残!犯人は誰だ!食べてしまいたいほど好きだったなんて言ってもダメ!

    

 

 

イースター

On 2016/03/26, in 食べ物, by evermidori
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前回はアデレードカップ(競馬)で、今度はイースター。理由は何であれ、4連休は「いいね!」

一応イースターらしく、ホット・クロス・バンを食べて、兎さんのマグでコーヒーを飲んで、ヘイグで買ったダークチョコレートの卵も。

 

木の枝 対 煙突

On 2016/03/25, in その他, by evermidori
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風の強い日に、木の枝と煙突が、屋根の上でよく喧嘩をしていた。枝は「ゆっさ、ゆっさ」と恐ろしいほど揺れて煙突に迫り、「ギギー、ギー」と煙突を軋ませていた。煙突はビクともせず、「レンガで出来た暖炉の煙突ほど大きく立派じゃないけれど、重い金属なんだから、細い木の枝なんかに負けるわけないわ。そのうち枝は精魂尽きて折れちゃうでしょう。」と冷静さと自信とを保っていた。

 

 しかし先日、風の強い晩に、とうとう喧嘩は終わった。朝起きて外に出てみると、何と煙突が負けていた。煙突は(くっついていたAとBのところが外れて)矢印のところで二本の枝に挟まれて、ゆらゆらしていた。もう少しで、パゴラに張った金網に落ちてくるところだった。喧嘩の様子を見守ってていたテレビのアンテナは、「へーっ、あんなに細くても木の枝って強いんだなあ!」と驚いていた。

 

 

無花果の木

On 2016/03/25, in , by evermidori
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鉢植えの無花果がたったひとつ生って、やっと、やっと熟したと思ったら、目の前で鳥に食べられた。その時の怒りと悔しさを版画にして紛らした。

あれから7年。今度は自分の背丈ほどの大きな木を買って地面に植えた。赤く熟してほっぺたが落ちそうなのを、昨日2つ今日また2つ食べて、まだ大小29個も残っている幸せ。アンズより、スモモより、リンゴより、クインスより、今はこの無花果の木が一番の贔屓だ。

 

レモンケーキ

On 2016/03/14, in 食べ物, by evermidori
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パウンドケーキ型用の材料を3倍にして、レモンの量は5倍にしてライムも入れて、26cm のケーキ型で焼いた。美味しく出来て満足。酸っぱさが素敵!

 

 

風船

On 2016/03/13, in その他, by evermidori
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大きな風船が1つ、小さな風船が5つ、部屋の隅で明日の出番を待っている。

李駿が3歳か4歳だった時、私のうちの前庭でとつぜん「うわーん!」火がついたように大声で泣き出した。何があったかと驚いて振り向くと、全身で泣きながら地団駄を踏んでいる。「どうしたの!」声をかけると泣き声は激しさを増した。見るとさっき手渡したはずの風船が、悠々と空に飛んでいくところだった。「うわーん!うわーん!うわああーん!」気持ちは分かるけど風船は戻ってこない。「ごめん、ごめん、ごめん、お婆ちゃんが悪かった!」手渡した風船の糸がしっかり握られるのを確かめずに、渡したつもりになって私は玄関のドアへ向かっていたのだ。

「うわーん!うわーん!」あの時の泣き声が今も耳に残っている。だからと言う訳でもないけど、孫たちの誕生日会にはヘリューム入りの風船を歳の数だけ用意するようになった。もう風船が嬉しい年齢でもないけれど、風船はお婆ちゃんの気持ち。

 

思い出す喜び 

On 2016/03/13, in その他, by evermidori
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ローマ・マッケンジーさんの版画(Sugar Lift Etching) を2枚、安かったので買った。どちらも「月の明かり」という題で、版画の上に薄い和紙がちぎり絵みたいに貼ってある。美術学校時代の試作品だとか。

額装してボロ家のひび割れた壁に掛けたら、山口薫のリトグラフを思い出した。寒い日に展覧会を見に千葉から京都まで日帰りで行ったことも。忘れていたことがふと蘇ってくるのは、失くしたものがひょっこり出てきたみたいで嬉しい。

 

   

     
 

無花果のケーキ

On 2016/03/12, in 食べ物, by evermidori
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この時期あちこちの庭で実っているのを見るけど、お店に出ている無花果はどうして高いのだろう。一個1ドル近くする。8個買って小さめのケーキを作る。半分は焼き込んで半分は中の飾りに。

 

 

 

失敗

On 2016/03/06, in 食べ物, by evermidori
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クインスはそのままでは美味しくないから、鳥も食べないと信じていた。ところが何としっかり齧られているのを発見!ポッサムだろうか。全部奪われてなるものかと、残りの5個を即座に収穫する。

皮を剥いて甘く煮ると綺麗なオレンジ色になるはず・・・・ところがさっぱり色付かない。なぜだろう!!何が悪かったのか?? 砂糖の代わりに蜂蜜を使ったのがいけなかったのか。そう思って、齧られた残り半分を別の鍋で砂糖で煮てみたけどやっぱりダメだった。インターネットをよくよく読んで分かったのは、1)収穫するのが早過ぎた。2)早過ぎても香り高く熟れるまで置いておくべきだった。(そういえばファーマーズ・マーケットにもまだほとんど出ていない。)

取り返しがつかないという程でははないけれど、失敗に学んでやり直すには、次の収穫の時まで一年待たなければならない。たかがクインス、されどクインス。