(無為庵) 千葉県立美術館

On 2024/06/11, in その他, by evermidori
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何と静かで落ち着いた空間だろう!じっくり好きなだけ楽しめる。マティス展の雑踏とは大違い。小さい展覧会だったけど、じゅうぶんに充実していた。

クールベ「雪の中の小鹿」のキラキラした雪に見入る。好きな浜口陽三の「パリの屋根」が素敵。椿貞夫「鋸山から見た房総半島」もいい。ぜひ鋸山に登ろう。津田信夫「青鸞献寿」の美しい形とバランス。

写真撮影が制限されている理由は何だろう?調べてみると芸術作品にも「著作権」があって、日本では没後50年、アメリカなどでは70年で著作権が消えるそうだ。「所有権」というのもあって、作品の所有者が撮影を制限しているらしい。なるほど・・。

 

   
 

(無為庵) おそばの くき

On 2024/06/05, in その他, by evermidori
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いつもの散歩で、広々とした蕎麦の畑の横を通る。白い花が咲き始めた。そのうち真っ白になるはず。

これが蕎麦だと知ってはいるけれど、花をじっくり見たことは一度もない。雄蕊はピンクなんだ。懐かしい絵本を思い出す。『おそばのくきは なぜあかい』という岩波のこどもの絵本だ。

茎を見ると、お話の通りに確かに赤い!お爺さんを背負って冷たい川を渡って赤くなった茎だ。お爺さんは穀物の神様だった。突然、「神田やぶ蕎麦」が食べたくなる。

 

(無為庵) 弟の命日

On 2024/06/05, in その他, by evermidori
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61歳で亡くなった弟の命日。生きていたら今年は喜寿を迎える。生きていて欲しかった。

幅 2.5 cm の細長い「ベタ焼き」の写真が出てきた。弟は19歳かしら、私は21歳かしら。

ダメな姉だった・・・ごめんなさい。ダメな娘で、ダメな姉で、ダメな母親で、ダメなお婆さんで、もうどうしようもないわね。

 

(無為庵) ルリタテハ

On 2024/06/05, in その他, by evermidori
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先日の「ナガサキアゲハ」より小さいけどモンシロチョウより大きい。ネットで調べると「ルリタテハ(瑠璃立羽)」だ。

羽を閉じている時の色は地味で、場所によっては保護色みたい。羽を広げると黒地に瑠璃色の模様と白い斑点がくっきり鮮やかだ。鳥の声が賑やかな林の中で、蝶々は無言で飛んで静かに休んでいる。

 

知っている花や草でも名前を知ると嬉しい。初めての花に出会うのはもっとずっと嬉しい。

「オカトラノオの蕾がぜんぶ開いてまっ白になったかなー」と思って林を歩いて行くと・・これは何?

「一薬草」はその名前の通り、薬草だそうだ。英語名は Wintergreen (丸くてつやつやした葉っぱ)

(日本薬学会)

民間では生の葉汁を打撲傷、切り傷の外用に、また保温を目的に浴湯料とします。煎液には利尿作用があり、脚気やむくみによいとされています。また、中国では粉末状にしたものを避妊薬に、また、お茶がわりに飲むと婦人薬として月経が順調とあります。日本ではイチヤクソウエキスが配合された日焼け止めローションが市販されています。

 

(無為庵) 携帯用の虫除け

On 2024/06/04, in その他, by evermidori
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「腰に下げている、それは何ですか?」
「携帯用の蚊取り線香ですよ。」
「へえーっ、そんなものがあるんですね。」
「これからは蚊や虫が多くなりますから、庭仕事には欠かせません。」
「なるほど・・・」
 
知らないのは私だけで、ネットを見るといろりろなタイプの虫除けの道具がある。超簡単な蚊取り線香入れは¥500ぐらい。ブレスレット式は¥4000ぐらい、薬品と乾電池を仕組んだものは¥5000ぐらいだ。
 
今年の夏は猛暑で、蚊が多いとか。イヤだな・・。
 

 

 

(無為庵)  オカトラノオ

On 2024/06/03, in その他, by evermidori
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雑木林の臨床にオカトラノオが群生している。小さな穂がだんだん虎の尻尾の形になっていくのを眺めている。花がぜんぶ開いたら、一面が真っ白く見えるようになるだろう。

オカトラノオの英語名は「Gooseneck」だ。虎の尻尾に見えるか、ガチョウの首に見えるか。

 

 

ガチョウとアヒルの見た目での違い! | ちけ0
 

(無為庵) 長崎アゲハ

On 2024/06/01, in その他, by evermidori
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無為庵の窓ガラスのすぐ外に、大きな黒い蝶が飛んできた。ふわりふわりふわり、ゆるやかに飛んで、止まりそうで止まらない。ふわりふわり・・・カメラを向けて待つ。

美しい姿。美しい動き・・・あ、一瞬、金柑の枝に止まった。パチリ!もういちど撮りたいけど、ふわりと飛んで行ってしまった。残念。

ネットで調べると「長崎アゲハのメス」に間違いなさそうだ。最大級の蝶で、シーボルトが長崎で見つけて名付けたとか。

雌雄の長崎アゲハ(Wikipedia から)