いつもの散歩で、広々とした蕎麦の畑の横を通る。白い花が咲き始めた。そのうち真っ白になるはず。
これが蕎麦だと知ってはいるけれど、花をじっくり見たことは一度もない。雄蕊はピンクなんだ。懐かしい絵本を思い出す。『おそばのくきは なぜあかい』という岩波のこどもの絵本だ。
茎を見ると、お話の通りに確かに赤い!お爺さんを背負って冷たい川を渡って赤くなった茎だ。お爺さんは穀物の神様だった。突然、「神田やぶ蕎麦」が食べたくなる。
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いつもの散歩で、広々とした蕎麦の畑の横を通る。白い花が咲き始めた。そのうち真っ白になるはず。
これが蕎麦だと知ってはいるけれど、花をじっくり見たことは一度もない。雄蕊はピンクなんだ。懐かしい絵本を思い出す。『おそばのくきは なぜあかい』という岩波のこどもの絵本だ。
茎を見ると、お話の通りに確かに赤い!お爺さんを背負って冷たい川を渡って赤くなった茎だ。お爺さんは穀物の神様だった。突然、「神田やぶ蕎麦」が食べたくなる。